なぜ仮面夫婦になってしまうのか?原因と対策方法【 “幸せ夫婦”コミュニケーション術#7】

なぜ仮面夫婦になってしまうのか?原因と対策方法【 “幸せ夫婦”コミュニケーション術#7】

どんな夫婦でも、望んで仮面夫婦になるわけではありません。 仮面夫婦とは「互いの無関心」が長い間積もってでき上がってしまった形。それは、すれ違いから始まります。 具体的にどんな原因で仮面夫婦になってしまうのか、また予防するにはどんな策が有効なのか、見てみましょう。


仮面夫婦は「無関心」から始まる

気がつけば、パートナーに対して興味を失っている。
会話するのが面倒くさい、用事も最低限で済ませたい。
相手が何をしていようとどうでもいい。

こんな状態が仮面夫婦の特徴です。

ですが、結婚した当初はこんな二人になることは考えていなかったはず。

どんなことが原因で仮面夫婦になってしまうのでしょうか?

【仮面夫婦の原因その1】価値観が合わない

例えば、

・家事の分担でいつも揉めてしまう。
・どちらかが育児に協力的でない。
・生活態度に不満がある

など、配偶者との価値観が合わないなと感じると、そこに溝が生じます。

違う人間同士、不平や不満がないまま暮らす、ということは難しいでしょう。

ですが、何かあればお互いが向き合い、話し合うことで意思の疎通をはかるのが夫婦です。

それを「面倒だから」「どうせわかってもらえないし」と放棄してしまうことで、どんどんお互いに関心を失っていきます。

話さない、気持ちを打ち明けないことで、理解する機会を失ってしまうのですね。

【仮面夫婦の原因その2】浮気や不倫

どちらかが浮気や不倫をして、信頼関係を築けなくなったというのも原因の一つです。

はっきりとした証拠がなくても、「何かあやしいな」と相手に対する不審感が芽生えてしまうと、心を開いて接することが難しくなります。

問いただすと家庭に波風を立てることになるからと話し合うことを避けてしまい、うやむやのままやり過ごしてしまう。

相手への信頼は戻らないままだけど、「もういいや」で済ませてしまう。

そんな心の状態から、仮面をかぶって相手と向き合うようになってしまいます。

また、自分の方がほかの異性に目を向けていて、配偶者のことを気にかけなくなることも、仮面夫婦の始まり。

ここにも、「相手への無関心」というきっかけがあります。

【仮面夫婦の原因その3】 離婚が難しい

生理的に受け付けないくらい配偶者のことが嫌い、本当は一緒の空間で過ごすことも苦痛。

こんな状態になってしまっても、

・離婚して一人になると生活できない
・子どものために夫婦という形でいたい
・「既婚」という立場を守りたい

などの理由から離婚できず、我慢して暮らしていくために仮面夫婦になるケースも多く見られます。愛情はないけど、生活のために一緒にいるだけ。生活費を渡してくれればいい、家事をしてくれればいいなど、お互いに「役割」をまっとうするだけに存在している状況です。

また、離婚にはエネルギーを使います。

別れるためには気の重い話し合いをせねばならず、そんな嫌な思いに煩わされるなら今の生活を続ける方が楽だと思ってしまうことで、仮面夫婦になっていきます。

愛情による結びつきではなく、夫婦という「形」のためだけに結婚生活を選ぶのですね。

【仮面夫婦の原因その4】世間体を気にして

夫婦の3組に1組は離婚している現代ですが、「離婚なんて恥ずかしい」と思っている人も多いでしょう。本当は嫌いでしょうがないのに、友だちやママ友、会社の同僚などからどう思われるか気にして、離婚したくてもできない。そんな夫婦もいます。

また、夫に関しては“離婚すると出世に響く”という人もいるでしょう。まだまだ古い男性社会の日本です。そういった考えの会社もあるでしょう。

外面だけ仲良く素敵な夫婦を演じて家に帰ったら一言も口を利かない。そんな夫婦があなたの周りにもいるかもしれません。

【仮面夫婦の原因その5】親のため

夫は嫌いだけど、夫の両親は好き。または自分の両親が夫を気に入っている。そんな時は親を悲しませたくない、という理由から仮面夫婦の道を選ぶ妻もいます。そんな夫婦は両親が亡くなってから離婚する、というケースも多いです。

結婚は決して自分たちだけのことではありません。家と家のことでもあり、自分たちの好き勝手にしていいということでもありません。もちろん大切なのは自分自身です。大人として、周囲に配慮して一番自分がベストだと思う状況が仮面夫婦なのであれば、それでいいのではないでしょうか。

仮面夫婦にならないためには、「会話」が大事

仮面夫婦はお互いへの無関心がきっかけになるなら、それを避けるために大切なのは、「会話」することです。

不満でも感謝でも、口にしないと相手には伝わりません。衝突することは決して悪いことではなく、お互いを理解し合うために必要な機会と考えましょう。

【仮面夫婦対策その1】夫婦げんかを恐れない

喧嘩をするのはつらいことです。ですが、「話しても何も変わらない」と自分の気持ちを殺してしまうことは、配偶者とのコミュニケーションを拒否すること。

問題をそのままにしておくより、その都度きちんと話し合うことができれば、心にしこりを残すことなく過ごせます。気持ちを言葉にすることを諦めずに、まずは自分から心を開く姿勢を見せましょう。

ぶつかることで解決を得ることができ、居心地の良い家庭を築ける道を作るのが、夫婦げんかでもあります。

【仮面夫婦対策その2】スキンシップを楽しむ

長い年月を一緒に過ごしていると、キスやハグ、セックスなどのスキンシップがいつの間にか消えてしまうこともあります。

特に子どもが生まれてからは、お互いを異性ではなく親として見てしまい、魅力が減ったと感じる人もいるでしょう。ですが、触れ合うことはときに言葉より気持ちを伝えてくれます。

もし「しばらく相手の体に触れてないな」と思ったら、手をつなぐ、寄り添ってみるなど、小さなスキンシップから復活させましょう。照れくさい、恥ずかしい、拒否されたらどうしようという不安があるときは、まず言葉で「ちょっとそっちに行ってもいい?」など甘えてみてください。

触れることを恐れずに、配偶者とのスキンシップを楽しむことで、心が安定します。

【仮面夫婦対策その3】相手の嫌なところには目をつぶり長所に目を向ける

ちょっと嫌だな、と思うことがあって始めは些細なことでも毎日一緒に暮らしているとどんどん積もり積もってしまって、取り返しがつかなくなるほど嫌になってしまいます。相手の嫌なところばかりに目を向けてしまうからなんですね。

そうではなくて、嫌なところにはちょっと目をつぶって良いところに目を向けるように努力してみてください。嫌なところはきっとお互い様です。その嫌なところがもうどうしようもないほど嫌で生理的に無理…ということなのかどうか、自問自答することも大切です。

元々好き合って結婚したはずのふたりです。付き合っていたころは今嫌だと思っていたところすらいいところと感じていたのかもしれません。結婚して初めて知った。という部分であれば、どうしたらそれが改善できるのか、できないのであれば自分が納得するためにはどうしたらいいか、自分自身で解決できることはないか、考えてみてください。

【仮面夫婦対策その4】お互い納得のいくひとり時間をつくる

週末や夜はいつも家族と一緒、夫婦と一緒。となるとさすがに息が詰まってしまいますよね。なので、夫婦で話し合って、上手にひとり時間をつくるようにしてみてください。

子どもがいる夫婦は月に一回、土曜日に夫に子どもを預けて一日妻は好きなことをする。逆に夫にも月に一回は自分が好きなことに没頭できる日をつくってあげる。

そうすることでお互いリフレッシュして、また新鮮な新しい関係性をつくれるのではないかと思います。

【仮面夫婦対策その5】たまにはふたりでデートする

それぞれ好きなことをする時間も必要ですが、逆にゆっくりとふたりきりでデートをする時間も必要です。子どもがいる家庭ではついつい子どもの前ではパパとママになってしまいがち。子どもを挟んでのコミュニケーションだけでは、そのうち男女のときめきがなくなってしまうのは当然です。

たまには時間を合わせてどこかで待ち合わせをして、独身時代のようなデートを楽しんでみてください。外で待ち合わせて出会うというシーンだけでも、昔を思い出してときめきが蘇るかもしれませんよ。

仮面夫婦になってしまうと絆を取り戻すのは難しい

一度仮面夫婦になってしまうと、夫婦の絆を取り戻すことは難しくなります。

離れた心が再び向き合うにはお互いの努力が不可欠ですが、無関心であればそんな気持ちも起こらないからです。信頼を忘れずにいるには、普段から会話することを心がけるのが最善の予防策。

愛情を持って配偶者と接する心を忘れずにいましょう。

幸せ夫婦コラムニスト ひろた かおり



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この記事のライター

「自分の人生は自分で決める」がモットー。難病の自分を支えてくれた夫との生活が幸せに続くように、と強く心に誓い日々を生きる。

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