ライフスタイリスト 北條久美子さんインタビュー 【女性の仕事クローズアップ #3】

ライフスタイリスト 北條久美子さんインタビュー 【女性の仕事クローズアップ #3】

「輝く女性をひとりでも多く増やしたい!」そんな思いでライフスタイリストとして活躍する北條久美子さん。ご自身も先月、11歳年下の男性とご結婚されプライベートも充実した生活を送られています。そんなハッピーオーラ全開の北条久美さんにご自身についてお話を伺ってきました。


どん底だった20代前半から這い上がってきて今がある。その方法をひとりでも多くの女性へ伝えたい

ライフスタイリストという肩書で女性支援を始める前は、キャリアカウンセラーやコーチ、カウンセラーなど色々な顔をもって活動していたんです。どれも楽しいし、やりがいもある。でもなんというか…それぞれの役割で仕事をするとき、全部私なんですが、違う球団の帽子をかぶってそれぞれの役目を果たしている感じがして、「全部これが私です!」っていう同じ帽子をかぶったまま仕事がしたいなあと思っていたんです。

そんななかで、私が独立したときからのお付き合いのある企業様から、自社の女性社員たちにもっともっと輝いてプライベートも仕事でも充実した人生を送って欲しいという熱い思いで、私に個人セッションをお願いしたいという依頼があったんです。そのなかで、社員の皆さんと話していると、みんななにかしら不安などを抱えている。そんな社員の皆さんが話すことで表情がどんどん明るくなってキラキラしてくるんです。その過程を見ていると本当に私自身が幸せになって。

時々辛かったりして泣いてしまう人がいると私も一緒に泣いたり…喜びで泣いている人がいると私も一緒に泣いちゃったり(笑)そんな時間がすごく幸せで、その時に気づいたんです。「私のやりたいことはこれだ! これをやるために今までがあったんだ!」って。

カウンセラーのような職業は本当にいろいろな人を相手にします。もう本当に不幸のどん底で夢を持てない状態で、リハビリが必要な人から「もっともっと人生を充実させたいからその助けが欲しい!」 という人まで。どの段階の人を相手に仕事をしていきたいか…というのはカウンセラーそれぞれで、私は「もっともっと輝きたい!」と願っている人「今、ちょっと迷路に入り込んでしまってる。不安がある」という人の手助けをしたいなって思ったんです。それもすべて20代前半、私がどん底に落ちてしまった経験があるから。

そこから20年かけて這い上がってきたんですが、その過程、方法を知れば私のように年数をかけずに、幸せになれる!輝ける!と思って。「ひとりでも多くの女性たちにその方法を教えたい!」って思ったんです。

日々感動の連続でお金までいただけるなんて…こんな幸せなことはありません

セミナーに参加してくれたり、セッションを受けてくれたりした方々全員に刺さるわけではやっぱりないんです。でも刺さる人には刺さる。私の発言を一言一句きちんと理解して覚えていてくれて、それをそのままブログに書いてくださって、「本当に行ってよかった!私の人生が180度変わると思う。ありがとうございました」と感想を添えてくださったり…。そんなことがあると本当に嬉しくて嬉しくて。

私こそ、こんな幸せな仕事をしてしかも「ありがとう」なんて感謝までされて。どれだけ幸せな仕事なんだろうと思います。「明日が楽しみになりました」なんて言ってもらえたりもして…もう涙が出るほど…いや出ちゃってましたね(笑)嬉しかったです。

心を動かされたり感動したくてミュージカルに行ったりしますよね。でも私の場合はもう仕事自体が感動の連続なんです。出会って話を聞いて話をしたらもうそれだけで感動(笑)しかもそれが仕事だからお金もいただける。こんな幸せなことはないです。毎日毎日感動してお金をいただく! 私は本当に幸せだなあと思います。

自然が大好き! 裸足になって大地と繋がることが最高のリラックス

自然が大好きで。主人と最近サーフィンを始めたので、海にも行きますし、山に行ってキャンプもします。森の中で裸足になって大地と繋がると最高にリラックスできます。

朝、目覚めてテントのチャックをチーッと開けるじゃないですか? そしたら目の前に自然が広がっている! 自分が寝ていたスペースと自然が繋がっているんです。最高に幸せを感じます。忙しい日々ですが、煮詰まって「もうダメだ!」と思ったら、積極的に休みを取るようにしています。休むと決めて電源をオフにする。

それで昼間から美味しいお酒を親しい友人たちと楽しんだり、時間がもう少しあればキャンプに行ったりする。そうやってオンとオフをきちんと使い分けることでまた最高のパフォーマンスができるんじゃないかなって思います。

自分への甘えが招いた取り返しのつかない大失敗

私が独り立ちしたときからお仕事をくださっていた大切な企業様で大失敗のセミナーをしてしまったことがあります。もうその時は情けなくて情けなくて…。結局慣れからくる「一度やったことのあるセミナーだし、準備はこのくらいで大丈夫だよね」という甘えが原因です。

その日は敬語のコミュニケーションセミナーだったのですが、生徒さんたちからの質問に的確に答えることができない場面があったんです。それを一人の生徒さんが社長様に報告した。それを聞いた社長様から連絡が入り「ガッカリしました」と言われたんです。頭を巨大な石で殴られた気分でした。大切な企業様、私を独立の時から支えてくださっていた社長様を裏切ってしまった。決して手を抜いてはいなかったけど、120%準備をして取り組んだか、と言われたらそうじゃない。焼きまわしの資料を準備してしまったところもある。完全にその日用にアレンジをしていたかったのも事実です。

本当に本当に情けなくて…その日のうちに敬語の本を7冊買ってすべて読み込んで、その日参加してくれた生徒さん全員分のノートをそれぞれ作り、それぞれの生徒さんの苦手だったこと得意だったことをまとめて正しい回答を書き込みました。朝までかかってそれを作り上げ、「近所まで寄ったから」とうそをついて生徒さんたちに渡しました。ひとりの生徒さん以外はそんなクレームが社長様から入ったことは知りませんからとても驚いていました。そして、「北條さんがこんなノートをつくってもってきてくれた」って社長様に報告してくれたんですね。すぐにそのあと、社長様から電話があり「こんなことをしてくれると思っていなかった。次から頑張って欲しいというつもりの電話だったのに。ありがとう」と感謝の言葉をいただきました。

これは私にとって本当に良い教訓で、手を抜いてなくても120%の姿勢で取り組んでいるか? という自分への問いかけの指針になっています。

夢はネガポジノートの商品化!

夢はたくさんあるんです。まずひとつは本を出すこと。私に直接会うことができない人たち、私の存在を知らない人たちに、私の考え方、方法を知って欲しい。すでにビジネスマナーの本は出しているのですが、ライフスタイリストとして女性が輝く方法について記してある本を出したいなと思っています。

次にこれはもうちょっと私の知名度が上がってからかなあと思うのですが(笑)、私が今までずっとやってきた「ポジティブノート」「ネガティブノート」を商品化したいんです(笑)

いったい何か…と申しますと、悲しいこと、辛いこと、悔しいことがあった時にはネガティブノートにどんどん吐き出す!「○○さんなんて大嫌いだ!」「なんであんなこと言われなきゃいけないんだよ!」「本当に腹が立つ!!」など感情の赴くままにどんどん書き出していきます。ただし、そのノートの下、五分の一くらいのところにはラインが引いてあって、そこから先はもうネガティブなことは書いてはいけないんです。そこから書くことは「○○さん、今日生理だったのかな?」「あの人もイライラしていたんだろう」「腹が立ったけど今はあの時ほどじゃないな」とネガティブなことに対してのフォロー。一度すべて気持ちを吐き出しているので、不思議なことに気持ちがスッキリして、なんだか大したことのないように思えてくるんです。

逆にポジティブノートは楽しいことや自分すごい!っといったことをどんどん書き溜めていきます。私はもうそのノートが何冊も溜まっているのですが、たまに過去のノートを見返すと、「あーこの時は辛かった…でもこうやって立ち直ったんだなあー今の私の悩みなんて大したことないな」など、自分自身の成長を感じると共に、今の自分を勇気づけることもできます。私自身このノートに本当に助けられてきたので、そのメソッドを一人でも多くの方へ届けたいなあと思っています。

幸せループを創ってもっともっと人生を豊かに!

今が最高に幸せです! これからはもっと息を吸うようにたおやかにしなやかに仕事もプライベートも楽しんでいきたいと思っています。浜辺に打ち寄せる波のように…自然に波に乗るサーフィンのように。ワークは人生(ライフ)の一部であるということをもっともっと意識したい。

だから“ワークライフバランス”、じゃないと思うんです。やっぱり“ライフバランス”だなあって。先月結婚した夫との時間は本当に幸せです。これからあと何年彼と一緒にいられるんだろう? って考えたら彼との時間も大切にしたい。同じ方向の未来が見られるって本当に幸せですね。私はまだまだやりたいことがたくさんあります。時間はいくらあっても足りませんね。だからこそ一瞬一瞬を大切にして幸せのループを創っていきたいと思います。

インタビュー/和氣恵子

「自分らしく生きる美しい女性を増やしたい」とライフスタイリストとして活躍する北條久美子さん・・・



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