「のぼせ・ホットフラッシュ」を軽くする日常ケア【更年期は人生が輝くチャンス #39】

「のぼせ・ホットフラッシュ」を軽くする日常ケア【更年期は人生が輝くチャンス #39】

ホットフラッシュとは? 夏でもないのに滝のような汗をかく、突然体がカーッと熱くなるというホットフラッシュ(のぼせ、ほてり)の症状は、更年期中の女性の6割が経験すると言われています。今日は、そんな更年期の代表的な症状ホットフラッシュの予防法、対策とケア方法をお伝えします。


ホットフラッシュ とは?

更年期の代表的な症状として「ホットフラッシュ」や「のぼせ」を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。これらの症状は、閉経前後の女性のおよそ6割が経験しています。

症状の特徴としては、主に上半身に大量の汗をかきます。運動で出るさわやかな汗とは違い、髪の毛が濡れるほど噴き出すような量の汗です。通常は1分〜5分程度で収まります。

暑くない時でもこの症状が起きるので、涼しいのに汗が出ることに周りから心配されたり、恥ずかしいという思いから二重のストレスを感じる方もいらっしゃいます。

ひどい場合だと、汗をかくだけではなく、のぼせの症状がひどく吐き気を感じることもあります。今日は、そんな更年期の代表的な症状であるホットフラッシュの予防法と対策ケア方法をお伝えします。

ホットフラッシュには自律神経の乱れが大きく関係しています

更年期は女性ホルモンが急低下することによって、自律神経が乱れやすくなります。自律神経は、私たちの身体を興奮させたり、リラックスさせたりする神経のことです。

例えば、運動をして、汗が出たり、体温が上がったり、心臓がドキドキしたりと言うのは、交感神経と呼ばれる興奮する神経が優位に立っている状態です。逆に、運動をやめて、体温が下がったり、汗がひいたり、心臓のドキドキが治まったりというのは副交感神経と呼ばれるリラックスする神経が優位に立っている状態です。

これらの自律神経が乱れてしまうことで、「夏でもないのに滝のような汗をかく」「突然体がカーッと熱くなる」「のぼせる」というような様々な症状が起こります。自律神経の乱れは、女性ホルモンの低下によって起こるだけではなく、ストレスによっても乱れます。そのため、ストレスを過度に感じているときはホットフラッシュの症状がより出やすくなる傾向があるようです。

自律神経の乱れを整えるツボ 「合谷(ごうこく)」

ホットフラッシュやのぼせの症状にオススメのツボをご紹介します。いつでも簡単に押せるので、覚えておくと安心です。
自律神経の乱れを整えるのは 「合谷(ごうこく)」というツボです。

【押し方】
手の甲と親指、人差し指の骨の連結部分をやや人差し指よりに押します。
親指で気持ちいいと感じる強さで押します。
3秒押して、3秒離す。これを10回繰り返します。

顔や脇の汗をとめるツボ「屋翳(おくえい)」「大包(だいほう)」

顔の汗をとめるツボを「屋翳(おくえい)」「大包(だいほう)」といいます。

「屋翳(おくえい)」はバストトップと鎖骨を垂直に結んだ中間地点にあります。
「大包(だいほう)」みぞおちから水平に、脇の真ん中から垂直に下りて交わるところです。

どちらも、顔や脇の汗をとめるツボです。気持ちいいと感じる強さで押しましょう。

ホットフラッシュやのぼせをおさえるコツ

ホットフラッシュやほてりの症状が出ている時、首の後ろを冷やして体温を下げることで、楽になったという声も多いです。なので対策として、冷感シートなどを持ち歩いているという方もいらっしゃいます。

また、運動は、自律神経を整える効果がありますので、とてもオススメです。運動によって、ほてり、ホットフラッシュ症状が改善したという研究結果は数多くあります。

ぜひ自分にあったケア方法を試してみてくださいね。

NPO法人ちぇぶら代表理事 永田京子



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この記事のライター

ピラティスや産後ケアの指導者として活動する中で、40代の受講者たちの声を受け更年期を迎える女性をサポートする「ちぇぶら」を設立。

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