【#FocusOn】大人の女性こそ“腟の弾力”がとても大事 植物療法士 森田敦子さんインタビュー<第一回>

【#FocusOn】大人の女性こそ“腟の弾力”がとても大事 植物療法士 森田敦子さんインタビュー<第一回>

ボディケアブランド「アンティーム オーガニック」の商品開発を手掛け、日本の植物療法の第一人者でもある森田敦子さん。Bramanoliでデリケートゾーンケアの重要性について連載をしていただきましたが、今回改めてなぜ、デリケートゾーンのケアが大切なのか教えていただきました。インタビュー第一回目です。


ケアをしなければ腟痛で歩けなくなることも

―森田さんこんにちは! 今日はお話を伺うのを楽しみにしておりました。さっそくですが、デリケートゾーンのケアがなぜ大切なのか教えていただけますでしょうか?

こんにちは。今日は来て頂いてありがとう。せっかく撮影もあるのに、綺麗にメイクができていなくって、ごめんなさいね。実は今日はアトピーが出ちゃって肌が荒れていて…。

―え! スッピンですか⁉ すごいツルツルで全然スッピンだと思いませんでした…。すごい。

そんなことないの。ほら、ここ触ってみて、カサカサでしょう。

―うーん…ツルツルで美しいです。シミしわが全然ないし透明感もすごい…。

ありがとうございます。話がそれちゃいましたね(笑) デリケートゾーンのケアの大切さについてでしたね。デリケートゾーン、つまり「腟まわり」は女性の健康、美容、毎月ある月経や妊娠出産、そして介護に至るまでかかわってくる大切なパーツ。だからこそ、その大切さを知って頂きたいんです。

腟まわりには不要なものを尿や便として体外に排出する尿動口、肛門、そしておりものや月経血を出す腟があります。そして、腟はセックスをする時は男性器を受け入れ、出産する時は産道を通って赤ちゃんが生まれ出る場所。女性として多くの役割を担っている腟まわりが潤っていないと私たち女性のカラダは乾燥気味になってしまうんです。

腟が乾燥しているとセックスをするときに痛みをともなうことも。腟がやわらかく潤っていてきちんと挿入できる場所でなければ素敵なセックスは難しいんです。乾燥した腟で痛みを伴うセックスをしていたら、セックスを遠ざけてしまうのは当然です。セックスレスまっしぐら! になってしまうのです。

―なるほど…腟まわりが潤っていないということもセックスレスのひとつの原因なのですね。

ええ、そうです。お顔や髪と一緒で加齢によって潤いがなくなっていくんです。だからこそ、Bramanoliの読者であるアラフォーの皆さんこそ、腟まわりのケアを始めるべきなんです。腟には気持ち良さを感じるポイントがあり、そこから得られる快感によって女性らしさや健康、やさしさ、アンチエイジングに有効な幸福ホルモンと呼ばれるものがでるんです。素敵なセックスをすると美しくなるというのはそういうことです。良いセックスはアンチエイジングにもなる。

―すごい…他に腟まわりのケアが必要な理由はありますか?

腟周りのケアをしないとムレて匂ったり、かゆみの症状が起こる場合もあります。またホルモンのバランスが崩れてPMS(月経前症候群)が酷くなったり、尿漏れを起こしたり、子宮が外に飛び出る子宮脱という症状を引き起こすことになります。腟痛といって、歩けなくなるほどの痛みを感じる方もいらっしゃいます。そういった痛みなど症状が出ているときは、まずは病院に行くことをおすすめします。

―歩けないほどの痛み…腟痛って初めて聞きました…そんな状態になってしまうんですね。恐ろしいです。

そうです。子宮脱の可能性を持つ女性は日本だと60%以上と言われています。知らなかっただけで、実は母親が子宮脱だという方も多いと思いますよ。皆さん恥ずかしいから言わないんです。

―そんなに高確率なのですか…知らなかったです。

日本人女性は自分の腟まわりを見ていない人もいて、自分のカラダのことを知らない人が本当に多いです。腟周りを丁寧にケアして潤すことでさらに幸せな満たされた人生を送ることができるのに。

―どういうことでしょうか?

潤った腟を手に入れたらセックスレスだった夫が「君ともっといたい」と嬉しい一言を!

Bramanoliさんの記事でセックスレスに関するものが良く読まれていると聞きましたが、私が講演会を行って集まってくださる女性たちのほとんどがセックスレスに悩んでいます。でもね、腟が潤って弾力があれば男性はその女性から離れられなくなるはず。そういえば最近、嬉しい報告を頂きました。40代の夫婦でセックスレスになってから夫は不倫をしていて「君の腟がゆるいから勃たない」と言われた方がいました。大変傷ついたものの、何とかしなければと思って妻がデリケートゾーンのケアを始めてみたそうです。しばらく経って、そのことを夫に話したら求めてきたそうなんです。

―酷い夫ですね。

そう!本当に酷いですよね。でもねセックスをしたら「前とぜんぜん違う! もう君から離れられない!」と言われたそうなんです。今では前よりも仲良くなって大切にされるようになったと喜んで連絡をくれました。

―すごい話です!

ええ。彼女に初めて会った時はご自身のことを「オニババ化してきている」とおっしゃっていたんです。腟まわりが潤ってないと全体的に潤いを感じられないんですよね…。なので腟まわりのケア方法についてお教えしました。とても良い結果になって本当に嬉しいです。連絡をいただいた時は嬉しくて泣きそうになりました。

彼女の例からもわかるようにアラフォーだからって遅くないんです。きちんとケアをすれば皮膚も粘膜もちゃんと潤ってくれる。潤ったらセックスレスが解消するかもしれない。そして夫またはパートナーに優しくされて、気持ちのいいセックスができて幸せホルモンが出て、アンチエイジングで美しくなる。最高じゃないですか?

―最高です! これはもう絶対に腟まわりのケアをしなければいけないですね。先ほど、ニオイの話がでましたが、デリケートゾーンが臭うのはしょうがない、と思っている人もいますよね。ですがケアをすれば臭わなくなるということでしょうか。

そうですね。恥垢(ちこう)というのがあって、クリトリスや大陰唇や小陰唇のところにドロッとした垢が溜まるんですね、特に夏場とか蒸れる時期に。それをきちんと落としてあげないと雑菌が繁殖してニオイの元になってしまいます。菌が腟に入って病気になってしまう可能性もありますよね。

20代でも潤っていない性交痛のある女性が多い

―たしかにそうですね。ですが、石鹸で洗うとしみるのでササっと洗ってしまう、という声も聞きます。

ええ、なのでデリケートゾーン専用のソープで洗うことが大切です。専用ソープもいろいろなものがあるので、きちんと吟味する必要がありますが、自分に合ったものでケアをすればしみるということはありません。しっかりと恥垢を落とせば特有の臭いはしなくなり、健康的で清潔な匂いになります。

もちろんそれだけすればOKというわけではないですが、腟まわりをしっかりとケアしていたらモテますよー何歳になっても! 今ね20代でも過激なダイエットなどで肌は乾燥し、腟まわりも乾燥してしまって粘液力も低い女性も多いんです。食事や睡眠をしっかりとっていれば特別にケアしなくても腟は潤っていて大陰唇はぷっくりと弾力があるはずの年代なのにね。

―そうなんですか…それはセックスも出産も大変そうですね…

そうなんです。腟の状態が悪いとセックスも痛みを伴いますし、本来幸せなはずのお産も大変です。あとケアといえばデリケートゾーンの脱毛ですね。私はすべて脱毛していて毛がないのですが、脱毛することで自分の状態を把握しやすくなりますし、清潔に保つことも簡単になります。やはり毛があるとムレやすいですし、月経血や排せつ物が付いたりもしますからね。ぜんぜんケアをしていなかった子が脱毛をすることで自分の状態を知ってケアをスタートした、なんて話もよく聞きます。

すべては意識の問題ですが、腟まわりを汚い、いやらしい、恥ずかしい場所、と思うことをやめることからまず始めて欲しいと思います。大切な愛すべき場所として顔や髪、他のボディパーツと同じように洗ったり保湿をしたり、手をかけてあげるのが当たり前の場所だと思っていただければと思います。

―森田さんのあたたかく柔らかな物腰と口調で、刺激的なお話もすべて角が取れてまあるく聞こえます。いかにデリケートゾーンのケアが重要なのか、ということが分かります。次回はセックスとパートナーシップと潤いについてのお話です。お楽しみに。

文/和氣恵子、撮影/鈴木志江菜

植物療法士 森田敦子さん
日本における植物療法の第一人者。 CA時代にダストアレルギー気管支喘息を発病したことがきっかけで、フランス国立パリ13大学で植物薬理学を本格的に学び、劇的に改善。帰国後は、植物療法に基づいた商品とサービスを社会に提供するためサンルイ・インターナショナルを設立。女性のためのケアブランド「INTIME ORGANIQUE
(アンティーム オーガニック)」の商品開発などを手掛ける。腟まわりのケアの重要性を説いて話題となった著書『潤うからだ』は発行部数5万部を突破。
森田敦子さんの記事はこちらから



本サイトに記載する情報には充分に注意を払っておりますが、この記事の情報及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、完全性、正確性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動や、判断・決定は、ご自身の責任において行っていただきますようお願い致します。

この記事のライター

Bramanoli編集部 総合アカウントです。皆様へのお知らせやキャンペーン、ライター募集などの情報を発信していきます。

関連する投稿


43歳 2つの大きな出会いが待っていた! ライフシフト・ジャパン河野純子さんインタビュー<第二回>【#FocusOn】

43歳 2つの大きな出会いが待っていた! ライフシフト・ジャパン河野純子さんインタビュー<第二回>【#FocusOn】

“ライフシフト”という言葉を聞いたことがありますか? ライフシフト・ジャパンが定義する“ライフシフト”とは“人生の主人公として、100年ライフを楽しむ”こと。ライフシフト・ジャパン 執行役員CMO 河野純子さんにご自身が思う、働くということや人生、ライフシフトの法則についてインタビューした第二回です。


ライフシフト・ジャパン 河野純子さんインタビュー “やりたいこと”があるだけ<第一回>【#FocusOn】

ライフシフト・ジャパン 河野純子さんインタビュー “やりたいこと”があるだけ<第一回>【#FocusOn】

ライフシフト・ジャパンが定義する“ライフシフト”とは“人生の主人公として100年ライフを楽しむ”こと。今まさにライフシフトの途中だという河野純子さんに、ご自身が思う働くということ、人生、ライフシフトの法則についてインタビューした第一回です。


“恋愛結婚というパッケージ”が日本の夫婦をおかしくする<最終回>【#FocusOn】

“恋愛結婚というパッケージ”が日本の夫婦をおかしくする<最終回>【#FocusOn】

『<40男>はなぜ嫌われるか』(イースト新書)著者の大正大学 心理社会学部 人間科学科 准教授 田中俊之さん。男性学の第一人者である田中先生からお話をお伺いしてきたインタビュー最終回は現代社会の結婚についてです。


更年期は怖くない 積極的に対策を取り入れて メノポーズカウンセラーセッション!<最終回>

更年期は怖くない 積極的に対策を取り入れて メノポーズカウンセラーセッション!<最終回>

更年期以降、約50年は続くと言われる人生100年時代。ならば、健康に豊かにイキイキと生きたいものです。そのためには更年期の過ごし方がとても大切だそう。女性の健康と更年期問題に寄り添うメノポーズカウンセラーに女性が人生100年時代を幸せに生きるためのヒントを教えてもらいました。


日本の育児休業の取得率はわずか6.16%!社会問題を個人の問題に転換する恐ろしさ<第三回>【#FocusOn】

日本の育児休業の取得率はわずか6.16%!社会問題を個人の問題に転換する恐ろしさ<第三回>【#FocusOn】

日本の育児休業の取得率はわずか6.16%!『<40男>はなぜ嫌われるか』(イースト新書)著者の大正大学 心理社会学部 人間科学科 准教授 田中俊之さん。男性学の先駆者である田中先生に男性の育児休業率の低さなどについてお話を伺いました。インタビュー第三回目です。


オススメ情報

dummy

人生100年時代 40代からの転職術

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。


リクルートエージェント


dummy

母であり妻であり、そして“働く女性”であり。働き続ける女性を応援!

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。


リクナビNEXT


最新の投稿


43歳 2つの大きな出会いが待っていた! ライフシフト・ジャパン河野純子さんインタビュー<第二回>【#FocusOn】

43歳 2つの大きな出会いが待っていた! ライフシフト・ジャパン河野純子さんインタビュー<第二回>【#FocusOn】

“ライフシフト”という言葉を聞いたことがありますか? ライフシフト・ジャパンが定義する“ライフシフト”とは“人生の主人公として、100年ライフを楽しむ”こと。ライフシフト・ジャパン 執行役員CMO 河野純子さんにご自身が思う、働くということや人生、ライフシフトの法則についてインタビューした第二回です。


宮本真知のタロット占い【7月22日(月)~7月28日(日)の運気】

宮本真知のタロット占い【7月22日(月)~7月28日(日)の運気】

あなたの心に寄り添いながらそっと背中を押してくれると評判のタロット占い師、宮本真知がお届けする週間タロット占い。直観を信じて…今週のあなたの運気は?


“卵巣年齢”気になりませんか? 自宅で手軽にチェックできる「F check」

“卵巣年齢”気になりませんか? 自宅で手軽にチェックできる「F check」

日本は不妊治療大国だということをご存知でしょうか?「国際生殖補助医療監視委員会(ICMART)」の報告によると、日本の2010年の体外受精実施件数は24万2161件。これは第2位のアメリカの約1.6倍!多くの女性が子どもを望み、不妊治療をしている現実がありますが、不妊治療を取り巻く環境が整備できているとはとても言えない現状です。そんな中、卵巣年齢が自宅でチェックできるという「F check」が発売されプレス発表会が行われたので行ってまいりました!


腹立つ! もう我慢の限界…そんな時におすすめのえほん【心をうるおす大人の絵本 # 10】

腹立つ! もう我慢の限界…そんな時におすすめのえほん【心をうるおす大人の絵本 # 10】

【絵本コーディネーター・東條知美の大人の絵本シリーズ】あーもうイライラする! 我慢の限界! 子どもに友人に同僚に後輩に部下に…腹が立つことありますよね。そんな時、気持ちを落ち着かせてくれる絵本を絵本コーディネーター東條知美さんがピックアップ! 自分の機嫌は自分でとる、そんなオトナになりたいですね。


「立ち呑み 三ぶん」銘酒が540円から!ミッドタウン日比谷で創作割烹料理に舌鼓【中沢文子の女・酒場巡礼#11】

「立ち呑み 三ぶん」銘酒が540円から!ミッドタウン日比谷で創作割烹料理に舌鼓【中沢文子の女・酒場巡礼#11】

ひとり飲み情報♪ 女性がひとりでも安心して入ることができる居酒屋を酒場ライターの中沢文子さんに教えていただく人気連載。11回目は東京ミッドタウン日比谷3Fにある「立ち呑み 三ぶん」。東京ミッドタウン日比谷に立ち飲み屋さんが入っているなんて驚きですが、中沢さん曰く「東京ミッドタウン日比谷は昼のみの聖地」なんだそうです!


友だち追加






人気記事ランキング


>>総合人気ランキング
BramanoliアプリダウンロードバナーPC_news_フッター
http://rbt.com.ua