もっともっと「自分を信頼」してほしい【幸せな妊活のススメ#7】

もっともっと「自分を信頼」してほしい【幸せな妊活のススメ#7】

自分の人生は自分のもの。誰のものでもないし、他の人に強要されるものでもありません。まして、「他の人が○○だから」という理由で何かを決定するのは間違っています。「自分の人生を信頼する」ということについて助産師でありバースセラピストのやまがたさんにお話しいただきました。


自分を生きるコトに遠慮はいらない

いよいよ幸せな妊活の連載も最終回となりました。今まで書いてきた考え方は他の妊活の考え方とは違うと思います。それはゴールが「妊娠」ではなく、「幸せな人生を歩む」ということだからです。妊活をしていると、しんどくなることが多いように思います。それは「期待」という目に見えないものを追いかけるような、まるで宝くじを自分の体で実践するような感覚だと思うんです。医学的なサポートはもちろんのこですが、それ以上に「授かりもの」という言葉に代表されるように、「縁」のようなものを感じます。

何事も自分の努力で思うように手に入れてきた経験がある人ならば、「どうして思い通りにならないの!」と叫びたくなる気持ちでいっぱいだと思います。妊娠できない自分はまるで「欠けた人間」という感覚に陥り自暴自棄になる人もいるでしょう。ですが、まったくそんなことないのです!

「妊娠」は本当のゴールか? ということをきっと今までの記事を読んできた方たちならば違うと感じているのではないでしょうか。みんな違う視点をもっていいのです。

とにかく「幸せな人生」を生きる事。「自分を生きるコト」には遠慮はいりません。自分の人生を大きく振り返り、アラフォー世代だから感じる自分の人生を全体的に見て味わってみて下さい。

今日という日は自分の生きた証

いろんなコトに一喜一憂する日が妊活の時期って多いです。月経がきたらため息と涙でぐちゃぐちゃになって「なんで!」と叫びたくなるくらい張り裂けるような気持ちになる。そんな感情の波と体調の不調で何をしているのかわからなくなるくらいの気持ちを味わった人も沢山いると思います。「ゴールはどこ? 妊娠がゴールであることが本当に自分の人生のすべてなのか?」今改めて自分自身の心の中に問てもらいたいと思います。

何よりも大切なことは「今生きている自分自身のその存在の受容」です。自分を見失うくらいにぐちゃぐちゃな感情になるくらい今を一生懸命に生きている自分「こんな毎日で本当にいいの?」と疑問に思いながら、この記事に目を通して立ち止まっている「今ここ」を生きている貴女のその存在のすばらしさをもっと感じてみて下さい。

どうしてもアラフォー世代は「勝ち組、負け組」的な二極化な考えがぬぐえません。そういう時代を生きてきた証でもあるけれど、すでにその時代は終わり、別の時代が訪れています。平成の冬も最後です。自分自身を生きることに前を向くためにも、できるできないにこだわらない「今日」という一日を大切にしてみましょう。

一度きりの人生だから思いっきり楽しもう

色々な女性たちと言葉を交わすなかで、「もっと遊んで!」と言うのが私の鉄板ワードになっているように思います(笑)今日という一日を生きる中で、いつも「マスト感」いっぱいで生きている。息抜きもせず、必死にゴールに向かうような生き方は終わりのないマラソンを走り続けているような感覚です。そんな走り方をしていたら心身ともにボロボロになっていきます。

もっと息を抜いて、もっと遊んでほしい! 妊活中こそ夢の国に行って遊んでほしい! 周りの目を気にせずにパートナーと大爆笑して、笑って、笑っておなか痛くなるくらい、「楽しい!」心地を感じてほしい。そこに自分の人生を「思いっきり楽しむ」という決断と「自分の人生への信頼」を持ってほしい。大丈夫、今日までこうして、苦しくて明日もないような気持ちの日々もこなして生きてこれたのですから、もっともっと「自分を信頼」してほしいです。究極の答えは「自己信頼」というキーワードであると私は思っています。自己信頼こそ究極の「自愛」かもしれません。

妊娠はゴールではなく、プロセス。そのプロセスが必要な人も必要としない人もいます。あくまでも「経験」という自分の人生のパズルのピースの一つです。

人生を振り返り、最後の時を過ごすとき「あー!楽しかった」と目を閉じる人生にするのか「できないことばかりで悔しい、悲しい」と嘆くのか…すべて自分が握っています。時代は大きく変わろうとしている今だからこそ「今の自分」を心の底から愛すること。そして、その愛が溢れた時に新しい扉が開くのです。それが妊娠かもしれないですし、また別な人生の出逢いかもしれません。

貴女が心からあなたを愛して人生を信頼して、「一度きりの人生を思いっきり楽しむ。」と決断することが、幸せの妊活の結びにふさわしい言葉と思いこの連載を終えたいと思います。妊活=妊娠?? 本当にそうでしょうか?そもそも「妊娠は誰のため」という問を持ちながら人生全体の「クオリティオブライフQOL」を見つめ直してください。クオリティとういう言葉よりも、POL「プレジャーオブライフ」もっと楽しい人生を! 新しい時代に向けて私は提案していきたいです。

笑顔の花がたくさん咲いて
幸せの実りますように

助産師・バースセラピストやまがたてるえ



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この記事のライター

等身大の母から伝える「いのち・こころ・からだ」をテーマとした講演、お話し会や、雑誌などがメディアにも取り上げられている。

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