【#FocusOn】専業主婦から会社設立! 夫婦仲相談所所長 三松真由美さんインタビュー<第一回>

【#FocusOn】専業主婦から会社設立! 夫婦仲相談所所長 三松真由美さんインタビュー<第一回>

【すずね所長のオトナ夫婦の寝室事情】が大好評連載中の夫婦仲相談所所長 三松真由美さん。数万組の夫婦のお悩みに答えてきた三松さんがなぜ今のようなお仕事をしようと思ったのか、今、アラフォー夫婦たちになにが起こっているのか、セックスレスとはなんなのか、なぜセックスが大切なのか、などについてお話いただきました。刺激的なインタビュー第一回目です。


ないから作ったママが主体的に自由になれるサークル

―こんにちは! いつも刺激的でためになる原稿をありがとうございます(笑) 今日は三松さんがなぜ夫婦仲相談所をつくろうと思ったのか、現代の夫婦問題などについてお話を伺えればと思っております。

こんにちは! こちらこそいつもありがとうございます。夫婦仲相談所はね、その前があるんですよ。私が最初の結婚をした時はバブル真っただ中で結婚して専業主婦になるのが主流だったんです。どんなに優秀で大企業で勤めていても辞めてしまう女性はたくさんいました。それで、私も3高と結婚して(笑)専業主婦になって出産。そうしたらね、好奇心旺盛なhanako族と言われていた世代ですので、やっぱりエネルギーを持て余しちゃって。ママさんサークルみたいなのに行くんだけど、子供中心だからママたちはハッスルできないの。ママたち自身が主役で活動を行うようなものは当時はなかったんです。なので自分で作っちゃおうと思って、他とは一線を画したママさんサークルを立ち上げました。ママが自由に動ける時間を確保するために相互託児の仕組みをつくって。

―相互託児まで! すごいパワーですね。メンバーはどうやって集めたんですか?

まずね、誰でも良いってわけじゃないからいろんなママさんサークルに顔を出してその中で優秀そうな人とかリーダー核の人たちをスカウトして回りました。「あなた自身にスポットがあたる活動をするサークルを作りたいんだけど一緒にやらない?」って。そうしたらあっという間にアクティブですてきな人たちが集まったんです。みんなそれなりの企業やお店で働いてきた女性たちなので、本当に賢くて、元リクルートだと営業やプレゼンスキルもあって。元出版社勤務だと編集もできて。デザイナーだと洋服も作れちゃう。美容師だとカットもお手の物。あらゆる職種のママたちが集まりました。やっぱり既存の子供中心のママさんサークルでは力を発揮できていなかったんですね。彼女たちからやりたいことがどんどん挙がってきて、それを実現していきました。

―具体的にはどんなことをしたのですか?

託児付きコンサートや、託児付き英会話教室、託児付きエアロビクス、相互託児によるバーゲンツァー・・そしてキッズ本、育児本の編集、出版。なんでもできました。魔法のサークル!

そうしたらメディアにも取り上げられるようになってますます人数が増えていきました。当時はメールなんてないし、FAXだって普通の家庭にあるかないかの時代だから入会希望が手紙で届くんです。毎日、自宅にサンタさんがプレゼントを入れているような袋いっぱい手紙が届くから、郵便屋さんが私の事、歌手だって思ってたそうです(笑)

―すごいです!

けれどその手紙をひとつひとつ見ていかなきゃいけないからもう大変で。なので、各エリアに支部を作ってリーダーを作って、自由が丘サミットを数ヶ月に一回とか開催して。自分のエリア在住者の手紙を持って帰ってもらって支部ごとに処理してもらうようにしたんです。自由が丘に来れない遠方の人は私が帰省する時に新幹線のホームで待っていてもらってそこで会議をしたりしました。名古屋、大阪、神戸などホームでの子連れミーティング。専業主婦だからみんな自由に使えるお金はそんなにないんです。サークルは無料で切手代だけもらって会報誌作って全国に郵送してました。

―バブル時代の独特なエネルギーを感じます。

ママサークルからマーケティング会社設立、そして出版へ

サークルのことを「B.B.B(ベイブリッジベイビーズ)」って名付けて全国で1900人くらい会員がいたのかな。人がたくさん増えたから何かできないかと思って。そして、女性起業家コンテストで優秀賞を取ってついに起業。主婦のマーケティング会社をつくったんです。

―バイタリティが本当にすごいです。

専業主婦が会社をつくって自宅で仕事しているっていうので新聞や日経などのビジネス雑誌にも良く取り上げられました。在宅ワーカー=SOHOと名付けられてブレイク。在宅ワーカー希望主婦がたがまた登録してくれる。

そうこうしていくうちにインターネットが普及してきてメルマガブームが到来。そこで私もメルマガを始めたんです。夫婦問題、とくにセックスレスのお悩みに答えるようなものを無料でやっていたら、あっという間に会員が増えてお悩みもどんどん届くようになりました。それで心理カウンセラーの資格をとって真剣に向き合って答えるようになったんです。当時ライフシフトを考えていた時に出版の話があってそれが一冊目の本となる『となりの寝室』(講談社)です。これを機に自分の会社を売って夫婦仲相談所を一人で立ち上げました。

―やはり当時もセックスレスのお悩みはあったんですか?

ありましたね。でも浮気とか家事や子育て姑問題のほうが多かったかなあ。セックスレスという言葉がメディアを賑わせる様ようなったのは2000年代はじめ。精神科の有名な先生が提示しました。でも、当時のアラフォーの方は男女ともに性に対してアグレッシブでしたからね。なんといってもバブル期に恋愛していたの人たちなので。あとは、ドラマ『金曜日の妻たちへ Ⅲ』が大ブームだったんです。

―「金妻」懐かしい… 当時は女性も積極的に浮気してたんですか?

いえいえ今ほどできないです。ネットも普及していないし出会いの場が少ない。なのでドラマを見て悶々としちゃうんです。恋愛願望だけはあるから。夫の方が浮気していてそれで悩んでいる妻が多かったですね。

―専業主婦に飽き足らずパワフルに自分の道を切り開く三松さん。次回はいよいよ夫婦問題について伺います。

夫婦仲相談所 所長 三松真由美さん
バブル期直後にhanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。会長を務める。託児付きイベントや育児本出版等子育て中のママ達の活動の場を広げる。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察。恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。

三松真由美さんの記事はこちらから



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