40代知っておきたい 閉経までの月経パターン【更年期は人生が輝くチャンス #33】

40代知っておきたい 閉経までの月経パターン【更年期は人生が輝くチャンス #33】

「少しづつ生理周期がばらついてきた」「3週間しか経っていないのに生理がきて不安」など40代になると徐々に乱れ始めます。女性にとって、健康状態を把握する1つのバロメーターでもあった生理周期が更年期には乱れてきてしまうのです。ここではよくある閉経までの月経パターンについてや、更年期の月経不順と間違いやすい病気について紹介します。


月経に変化が来るのは何歳ごろから?

日本人は50歳前後で閉経を迎える人が多く、その前後約10年の期間およそ45~55歳を「更年期」と呼びます。この時期、カラダの中では卵巣機能の低下から、女性ホルモンが急低下します。すると、排卵のリズムが乱れ、月経不順や生理の量の変化が起こってくるのです。

私たちは、急に閉経するわけではありません。個人差が大きいのですが、生理周期の乱れは40代半ばから後半に始まること多いようです。
月経の周期や生理の期間が短くなったり、長くなったりというように、変化をしてから月経が停止します。無月経の状態が12ヵ月以上続いた場合が「閉経」のサインです。

正常な生理周期を見極めるポイント

月経がどういう状態であれば心配がないのか、まずは正常な生理について知っていきましょう。

・月経周期について
 正常範囲は、25日~38日。これは月経が始まった日を1日目と数えます。
・経血量について
 目安としては、一番多い日であっても2~3時間に1回程度のナプキン交換で済む程度です。
・月経の期間について
 3~7日です。短すぎる、長すぎるという場合はありませんか?
・月経痛について
 あったとしても軽度のものです。

ただし、健康な女性でも、35才を過ぎたころから、卵巣機能は低下してきます。性ホルモン分泌量が少なくなるので、20代のころとくらべて経血量が減って来るなどの変化をするのはごく自然なことです。

閉経までのよくあるパターン

閉経までの月経の変化は個人差が大きいのですが、ここではよくあるパターンをお届けします。
・30代後半〜40代前半
少しずつ女性ホルモンの分泌が低下していきます。月経周期が短くなったり、量が少なくなったりする人が多いようです。
・40代後半
更年期に入ります。月経不順になり量も不安定になります。だんだん月経回数が減ってきいきます。
・50歳前後
やがて月経回数が2~3ヵ月に1回に減ってきて、閉経(12ヶ月間月経がない状態)します。

40代前半の早期閉経は注意!

最近では、若くても、生理不順になり更年期のような症状を感じる方も増えています。3か月以上月経が起こらないことを「続発無月経」、43才未満で無月経となることを「早発閉経」といいます。

これらは、妊娠・出産ができなくなるだけでなく、将来の健康にも大きく影響してしまいます。骨粗しょう症や生活習慣病のリスクが増えたり、老化が早く進んでしまう心配がありますので、迷わず医療機関へ相談してください。

更年期の妊娠と間違いやすい病気について

40代でも50代でも生理がある限り妊娠の可能性はあります。「妊娠した場合に中絶を選択する割合」は40代の女性が非常に多く、もし妊娠を望まないのであれば、今まで通り避妊が必要です。

経血量が非常に多い「過多月経」は、子宮筋腫や子宮腺筋症などの子宮の病気が隠れている可能性もあります。不正出血は、実は子宮筋腫や子宮がんが原因だったということもありますし、稀に甲状腺の病気で無月経になることもあります。婦人科検診は1年に1度は行かれることがおすすめです。「更年期だから仕方がない」ではなく更年期だからこそカラダと向き合う機会にしていきたいですね。

NPO法人ちぇぶら代表理事 永田京子



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この記事のライター

ピラティスや産後ケアの指導者として活動する中で、40代の受講者たちの声を受け更年期を迎える女性をサポートする「ちぇぶら」を設立。

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