本当に子どもが欲しいのかわからない… その答えは“自分の中”に【幸せな妊活のススメ#3】

本当に子どもが欲しいのかわからない… その答えは“自分の中”に【幸せな妊活のススメ#3】

幸せな家族のステレオタイプの像に惑わされていませんか? 子どもがいた方が豊かな人生が送れると盲目的に信じてはいませんか? 周りなんて関係ない。自分の本当に幸せを自問自答してみてください。苦しい妊活に耐える必要はあるのでしょうか? 今一度立ち止まって、本当に子どもが欲しいのか? 考えてみてはどうでしょうか。


「子供が欲しいのか」その前に本当の自分を見つめ直す

今回のお話しはかなり内側にこもっていくようなテーマです。ただ、ここをしっかり見つめなおすことで、妊活についてだけでなくこれからの人生についても考える一つのきっかけになってくれたらと思います。毎日の生活や、仕事、パートナーとの関係でつい心がモヤモヤしてしまうことがあると思います。そのたびに、自分を責めたり、落ち込んだりしているかもしれませんが、なぜ、そのような考え方になってしまうか? ということを考えたことはありますか?

自分を見つめ直すということは、自分の鏡で見える外側だけでなく、内側にある「思考パターン」「ビリーフ(思い込み)」を知ることで、自分自身の傾向を知ることができます。そして自分のパターンがもしバットパターンになってしまっている場合にどう対応していけばいいか? と、いうことに気づくきっかけにもなるのです。

自分の内側を見つめること、本当の自分を見つめ直すことを一緒にやっていきましょう。

どんな子ども時代を過ごしましたか?

Bramanoliの読者さんって、とても勉強熱心だったり、情報に敏感で向上心の高い女性たちが多いといつも感じています。今回、自分のを見つめなおす時に、自分の子ども時代を思い出していただきたいと思っています。

子ども時代はとても重要な心理的な影響を今の私たちに与えています。私たちはこうしてパソコンやスマホで文章を読んでいる時は「意識的」に読んでいるのですが、実はその意識的な行動の裏側に大きく「無意識」の「潜在意識」というものが働いているのです。「意識」のことは「顕在意識」と言います。心理学者はよく「顕在意識」と「潜在意識」の話をするときに氷山に例えます。

「顕在意識」は水中の上に浮かんでいるごく一部で水中の大きな氷山が潜在意識で、その割合はなんと1:9とも言われていて、じつは私たちは多くの行動や言動も「潜在意識」をもとに行動している場合があるという考えなのです。そしてその潜在意識は子ども時代に作られているのです。

アラフォー世代はまさに昭和バブル前後で経済が発展していて、「とにかく頑張ったらうまくいくから、言うことを聞きなさい!」という親からの詰め込み教育があり、なにかに追われるように毎日を過ごしていた方も多いと思います。抑圧的に大人にコントロールされていたのではないでしょうか? 子ども時代にすごく抑圧されたり、否定されたり、人の目をとにかく気にするような考えばかりを植え付けられると、何とかマインドセットしようと思っても、なかなかうまくできないこともあります。それはあなたが悪いわけではなく、心の経験がそこにブレーキをかけたり、間違った思いこみをして辛い方向にいくような考えをしてしまうこともあるのです。

子ども時代に好きだったことはありますか? 好きな遊びはありましたか? 実はこれは自分の本来の自分らしさの一つだったりもするんです。子どもの頃の自分を思い出して好きだった遊びを今やってみることも、子ども時代を経験し直すことにもってこいです。

自分を振り返り今を彩る

子ども時代に好きだったことを今もやってみると、やっぱりワクワクしたり、夢中になれたりしますし、逆に全然好きじゃないのに親に無理やりピアノをさせられていた…なんて経験を思い出しちゃうかもしれません。そんな時には過去の自分を振り返り、嫌でもよく頑張った自分を今の自分が褒めてあげることはできますよね。

過去の出来事は変わらないけれど、過去の感情を丁寧に取り扱って今の自分へ丁寧にフィードバックしていくことで潜在意識にたまっている辛い思いやしんどさを顕在意識に出して少しでもクリーンにすることができます。なかなかこういうことを一人でやるのは大変かもしれません‥、そんな時にはカウンセラーや過去の事を全然覚えてない人はヒプノセラピーなどの催眠療法なども効果的だと言われています。

私も実際にセラピーをうけて潜在意識との出会いの体験をしてとても衝撃がありました。しかしそれ以上に今の自分の生きている価値や自分の人生を彩るものにもなったりしました。妊活中には体だけでなく、心もたくさんのエネルギーを使います。じつは心の奥底で子どもを授かり新しい家族が生まれることを否定している自分がいたり、恐怖でたまらないと感じているケースなどもあります。

ぜひ自分の内側を見ていきましょう。そのために、まずは今ここにいることを感じるコトも重要です。マインドフルネスな呼吸法などのワークをぜひ実践して今ここを味わうことや過去の自分の写真や記録をみたり、家族と語り合ったりしてみて下さい。

一つだけ言えることはどんなことも、今の自分を彩るために起きた出来事と感じて、一つ一つを見つめ直していきましょう。ぜひパートナーとも子ども時代の自分のことを語り合ってみて下さいね、新しい自分との出会いもあるかもしれませんよ。

より深まるパートナーシップ

パートナーとの語り合いとともに、自分自身をよく知ることがパートナーとの関係性の変化にも繋がってきます。パートナーの性格を変えることって、できないですよね。ただ、自分のことをより良く知って自分のセルフコントロール能力を高めることや、関係性を整えることは今からでもできます。

とくに育児に突入した時に関係性が整っていないことが課題となって見えてきます。子育て期は今までのようにゆっくりとパートナーと話し合う時間がなくなり、それよりも1分でも眠りたいというくらいの場面も出てきます。また、子どもと向き合う時に自分自身の内側を知っていると知らないでは、思い通りにいかない子育ての壁にぶつかった時の衝撃が本当に違ってきます。ここを多くの人が知らずに子育てをしてしまうと「頑張って授かったのに子どもが可愛いと思えない」というケースに繋がったりします。もし、「可愛く思えない」という時に、その感覚が自分のなかのどこにあるか?を知ることは物理的に忙しくなってからだと非常に難しいのです。

パートナーとの関係性をしっかり深めるために自分をとことん知る。それが、子どもが授からなくてもお互いの人間力の向上とお互いの価値観の確認にも繋がるのだと思います。

助産師・バースセラピストやまがたてるえ



本サイトに記載する情報には充分に注意を払っておりますが、この記事の情報及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、完全性、正確性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動や、判断・決定は、ご自身の責任において行っていただきますようお願い致します。

この記事のライター

等身大の母から伝える「いのち・こころ・からだ」をテーマとした講演、お話し会や、雑誌などがメディアにも取り上げられている。

関連する投稿


【#FocusOn】40代の苦しさに向き合ったからこそ、今の私がある キャリアカウンセラー朝生容子さんインタビュー/最終回

【#FocusOn】40代の苦しさに向き合ったからこそ、今の私がある キャリアカウンセラー朝生容子さんインタビュー/最終回

Bramanoliでアラフォーのキャリアについて連載いただいたキャリアカウンセラー朝生容子さん。2014年にあることがきっかけで『子供のいない人生を考える会』という会を立ち上げました。そんな朝生さんが考える子どもを持つということ、40代の過ごし方についてお話いただきました。最終回です。


家族や友人に妊活について話すべき?【幸せな妊活のススメ#5】

家族や友人に妊活について話すべき?【幸せな妊活のススメ#5】

自分たちが妊活をしているという事実をどこまで誰に話すべきか。親や兄弟との関係性においても様々なはずですよね。また、友人にはどの範囲まで伝えるべきか、など、色々悩むと思います。今回はそんな妊活にまつわる人間関係について、助産師でバースセラピストのやまがたてるえさんに教えていただきました。


【#FocusOn】「あくまでも前向きに子どものいない人生を考えていきたい」朝生容子さんインタビュー/第三回

【#FocusOn】「あくまでも前向きに子どものいない人生を考えていきたい」朝生容子さんインタビュー/第三回

Bramanoliでアラフォーのキャリアについて連載いただいたキャリアカウンセラー朝生容子さん。現在『子供のいない人生を考える会』という会を立ち上げFacebookなどで活動を続けています。第三回目は「子どもがいない」ことで取り残されてしまう日本社会の構造についてお話を伺いました。


【#FocusOn】「不妊治療の経験が人生を豊かにしてくれた」 女優・加藤貴子さんインタビュー<最終回>

【#FocusOn】「不妊治療の経験が人生を豊かにしてくれた」 女優・加藤貴子さんインタビュー<最終回>

42歳から不妊治療を始めて44歳と46歳で出産した女優・加藤貴子さん。インタビュー最終回は「物事を起きた時に“良い”“悪い”で判断しない」というお話です。


【#FocusOn】『ずっと問い続けている。自分にとって何が幸せなのか、と』朝生容子さんインタビュー<第二回>

【#FocusOn】『ずっと問い続けている。自分にとって何が幸せなのか、と』朝生容子さんインタビュー<第二回>

Bramanoliでアラフォーのキャリアについて連載いただいたキャリアカウンセラー朝生容子さん。現在『子供のいない人生を考える会』という会を立ち上げ活動をされています。それはご自身の辛い妊活や出産を諦めた経験からでした。朝生さんに想いを伺ったインタビュー二回目です。


オススメ情報

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。



業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。



最新の投稿


DHCダイエット遺伝子検査キット座談会 体験者の本音トーク!<前半>

DHCダイエット遺伝子検査キット座談会 体験者の本音トーク!<前半>

「遺伝子検査キットってそもそも何?」「なんだか怖いイメージ」「高そう…」など遺伝子検査キットに関する社会的認識はまだまだ低いのが現状です。そこで! DHCで働くダイエット遺伝子検査キットを体験したアラフォー女性たちにその使用感や活用方法などについて伺いました。日に日に痩せづらさを体感するのがアラフォー…そんな時にどうやらこのキットはとても有効のようなのです。座談会前半をお届けします。


DHCの遺伝子検査はアラフォーダイエットの強い味方!体験者座談会<後半>

DHCの遺伝子検査はアラフォーダイエットの強い味方!体験者座談会<後半>

遺伝子検査と聞いてどんなイメージを持つでしょうか? 知らないことが多いので、「なんだか怖そう」などと思っていませんか。実は遺伝子検査はすごく簡単お手軽で、アラフォー女性であればぜひ実施していただきたいものなんです。今回はDHC遺伝子検査キットに携わる4人女性に集まっていただいて、実際にダイエット遺伝子検査を行った感想などについてお話を伺いました。


内側から潤う♪ 40代しっとり肌作りのコツ【アラフォーから始める美肌作り#12】

内側から潤う♪ 40代しっとり肌作りのコツ【アラフォーから始める美肌作り#12】

毎日のスキンケアだけでは潤いがおいつかないのがアラフォーの肌…なぜそうなってしまうのか、どうしたら内側から潤うのか、内側から潤うとどんな風にいいのか、などについてスキンケアアドバイザーの松瀬詩保さんに教えていただきました。


【#FocusOn】「更年期の苦しみから女性を解放したい!」NPO法人ちぇぶら代表理事 永田京子さんインタビュー<前半>

【#FocusOn】「更年期の苦しみから女性を解放したい!」NPO法人ちぇぶら代表理事 永田京子さんインタビュー<前半>

Bramanoliで【更年期は人生が輝くチャンス】を連載中のNPO法人ちぇぶら代表理事の永田京子さん。今回は永田さんに「なぜ更年期をサポートするNPOを立ち上げたのか」、「世界と日本の更年期に関する常識の違い」、などについてお話を伺いしました。インタビュー前半です。


仕事のミスで空回り…焦りや落ち込む気持ちの整え方【幸福度を高める ポジティブ心理学#12】

仕事のミスで空回り…焦りや落ち込む気持ちの整え方【幸福度を高める ポジティブ心理学#12】

昇進したり、転職したり、仕事で新しいことにチャレンジする時、ミスや遅延はつきものです。上手くいかないと焦ってしまって余計にまたミスをする、周囲からも白い目で見られる、落ち込む、またミスる…この連鎖を断ち切ってポジティブ思考になるにはどうしたらいいかお伝えします。








人気記事ランキング


>>総合人気ランキング