閉経はオンナが終わる? いいえ、新たな“セクシャルステージ”到来と捉えるべし!【すずね所長のオトナ夫婦の寝室事情#19】

閉経はオンナが終わる? いいえ、新たな“セクシャルステージ”到来と捉えるべし!【すずね所長のオトナ夫婦の寝室事情#19】

40代に入り、更年期の症状が徐々に表れ生理も不順になってくると「ああ、オンナとして終わっていくのね…」と感じる人もいるでしょう。ですが!決してそうではないと夫婦仲研究所所長の三松真由美先生はおっしゃいます。


「さようなら エストロゲン・・」と切なくなってる場合か?

アラフォーで忙しすぎる生活を続けていると月経不順にも気づかなかった、という女性の声も聞きます。月経不順を放置するとオバサン化速度が早くなります。

仕事、子供の思春期対策、夫の会社の心配、ローン問題、介護問題スタート・・と、考えることが多い40代。しかし、この時期こそオノレの身体の心配を一番しなければならない時期ではないでしょうか。30代の頃ほどではないけれど、まだ体力はあり、無理がきくのでついオーバーワークしがちになります。ふと「あれ?生理しばらくきてない。これって月経不順ってやつ?」と気づく。一ヶ月飛んだ。2週間早く来た。量がむっちゃ多い。など、ちょっとでも異変を感じたら、生活スタイルを変える警告だと思いましょう。日本人女性の平均閉経年齢は50歳前後です。つまりオバフォー世代はばっちり閉経時期にかかるのです。婦人科で聞いたり、更年期特集記事で読まれた方が多いと思いますが、女性ホルモンのエストロゲンがどんどんなくなってゆくのです。

「さようなら、エストロゲン。さようなら私の中のオンナ・・・」

など切なくなっている場合ではありません。ビフォー閉経の今の時期をいかに過ごすかで、アフター閉経のオンナの人生がガラリと変わることを肝に銘じてください。

この連載で何度も言ってきています。人生100年時代到来でしたね。

医療が発達し、夫婦とも長生きすることになります。お一人様の場合は一人であと50年過ごすわけです。50歳前後で閉経して、あと何年生きてゆきますか。はい。今まで生きてきた分、人生は続くのであります。

…いや、40年かもしれないけれど、それでも長いのは確かです。エストロゲンゼロの人生後半を「もうオバサンだから」と自虐的に過ごすか「いえいえワタクシ、これからが本番ですわ」と過ごすかでオバサン化速度に差が出てくるのは明らかです。

「オバサン化は気から」

「病(やまい)は気から」と言うことわざがそのまま当てはまります。
「オバサン化は気から」です。

脳科学者さんの本にも書いてあります。ネガティブ思考でいると見た目も老けてくると。医学的エビデンスがなければ信じないというかたのために、精神科の先生にも伺いました。

精神科の越宗紀一郎先生曰く、

「日常的にポジティブな考え方をしている人と、ネガティブな考え方を持っている人とでは健康状態や寿命に有意な差が生じることは様々な研究から明らかになっています。有名なものではケンタッキー大学のデボラ・ダナー教授らの研究が挙げられます。経済的・社会的に同じ階級で生活スタイルも同様な180人の修道女の手記から、ポジティブな言葉を多く使うグループとネガティブな言葉を多く使うグループに分け追跡調査したところ、80歳時点での生存率がネガティブグループが約34%だったのに対し、ポジティブグループは約90%と明らかな差を認めました。修道院という環境で同じように禁欲的かつ健康的な生活を送っていながら、物事をポジティブに捉え、また表現することが長寿につながったと言えます。そしてそれは単に寿命に影響するということだけにとどまらず、いつまでも若々しくいることができるということをも意味しているのだと考えられます。」

ほら、やっぱりです。「オンナは終わった」「もうオバサンだから」と決して言葉にしてはいけません。その気持が脳裏をよぎったら「まだまだイケる」と切り替えてください。

月経不順に鈍感だと一生後悔することに!

オバフォーになったら、膣を含めた子宮のメンテナンスがとても大切です。ビフォー閉経の自分の身体を見直すために月経周期を意識してみてください。『40代!女性ホルモンとの付き合い方』(バイエル藥品小冊子)によると、低用量エストロゲン・プロゲスチンを配合した月経トラブルの治療薬もあります。「最近、月経量が減ったな…」と思ったそこのあなた。加齢により、内膜が薄くなり月経量も自ずと減っていくそうですよ。

「生理がない。おかしいな。けど楽だからいいや」と思っていたら早めに閉経してしまっていた・・。あらためて「ガーン、オンナが終わった」と切なくなることになってしまいます。そうならないためにも月経不順を意識したら婦人科クリニックに足を運びましょう。

あなどるなかれ!オバフォー妊娠

夫婦仲相談所に時々来る相談内容に「久しぶりにいたしたら妊娠してしまい、どうしようかと戸惑っています」(40代主婦)というものがあります。「大学生の子供がいるのに、兄弟ができるよなんて恥ずかしくて言えない」というものもありました。

月経不順だから、オバフォーだから妊娠しない、などと思い込んではいけません。セックスレス夫婦が多い我が国ですが、みんながみんないたしていないわけではありません。定期的にいたす場合も、久しぶりにいたす場合も、いきなりスイッチが入っていたす場合も、まずは一呼吸。「赤ちゃんができる可能性があるから、避妊しよう」という標語を唱えてください。

中絶の割合をあらためて見てみると…

妊娠を100としたときの人工中絶の割合 (人工動態統計:平成26年)

20歳未満 17,854件  57.8%
20~24歳 39,851件  31.5%
25~29歳 36,594件  12.0%
30~34歳 36,621件  9.2%
35~39歳 33,111件  12.8%
40~44歳 16,558件  25.0%
45~49歳 1,281件  51.3%
50歳以上 17件    22.7%


ティーンエイジャーに継ぎ、オバフォーの中絶パーセントを合計するとなんと54%!!!

しかし、「子供が欲しい」という場合は別です。オバフォーでベビーちゃんを授かること、それはめでたいし、幸せなことです。この連載テーマの流れでいくと、究極の若さをキープすることにもなります。この子のために病気になるわけにはいかない、死んではいけないという、まさに聖母マリアの親心。さらに健康に気をつけるようになりますね。

何はともあれ、アフター閉経時期を輝かせるためにも、ビフォー閉経時期は心配事を増やさず、息抜き方法を探ること。睡眠不足を避けること。月経周期を意識し、エストロゲン減少を自覚すること。はやめに婦人科クリニックを受診すること。そしてやがて到来するアフター閉経の時を心待ちにすることがオバサン化予防になります。そのときがなぜ新たなセックスのステージになるかはまたの機会にお伝えします。



夫婦仲相談所所長/執筆家 三松真由美

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監修:越宗紀一郎 (精神科医)
初期臨床研修修了後、内科・救急医療に従事。精神科専門病院での勤務を経て2010年より汐入メンタルクリニックにて外来診療・精神科デイケア・就労支援・心理カウンセリング等を行う傍ら、一般病院でのコンサルテーション・リエゾン精神医学、介護施設への訪問診療等に携わっている。精神保健指定医。ベーシスト。

40歳からの女性ホルモンを操る53の習慣

笑顔は3割増し! 目標は3割引き! 悩み事があっても「ま、いいか」 第二の思春期=更年期を楽しむココロとカラダのお手入れ法 疲れること、もうやめにしませんか? 健康や美を追求するあまり、ストイックな生活をしてイライラするのはもうまっぴら! 女性ホルモンに振り回されるのはもう終わり。操ればいいのです! 肩の力を抜いてズボラになって、そんな自分を愛しましょう。そうすれば……更年期は怖くない! ……完璧主義の人よりも、ちょっとズボラだったり、「ま、いいか」と流せる人のほうが更年期をスムーズにやり過ごしています。 更年期障害に苦しまず、40代、50代を謳歌するには、 「女性ホルモンが喜ぶ習慣」が大切なのです! これまで1万人以上の大人女子の悩み相談を受けてきた著者が贈る、毎日が楽しくなる一冊です。



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この記事のライター

恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。

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