“ポジティブ心理学”で職場の困ったコミュニケーションを解決!【幸福度を高める ポジティブ心理学#4】

“ポジティブ心理学”で職場の困ったコミュニケーションを解決!【幸福度を高める ポジティブ心理学#4】

会社で理不尽なことをされたり、心ない言葉で傷つけられたりしたとき、どんな風に対処していますか?今回はそんな嫌な思いをした時に、ポジティブ心理学を使って気持ちを切り替える方法をお伝えします。


セクハラやパワハラを我慢していませんか?

遅くまで会社に残って仕事をしていたら、他に誰もいないオフィスで上司が「おつかれさま」と肩をもんできた。数日後、また同じ上司が異常に近づいてきて話しかけたり体に触ったりしてくる。される側は嫌な気持ちが続き、恐怖すら感じるかもしれません。社会の風潮でセクハラは以前よりはなくなってきているとは思いますが、まだまだ存在しています。

また、新しい職場で上司にわからないことを聞いたら「そのくらい自分で考えろ」と言って教えてもらえないなんて話もよく聞きます。
毎日長い時間を過ごす職場でハラスメントにあっていたら、心が次第に疲れていきます。仕事にも集中できなくなり、将来への希望も持てなくなるでしょう。
慣れない職場や、厳しい上司が相手だとなかなか自分の意見が言いづらいものです。そして「全てを受け入れて我慢するタイプ」の人もいます。相手がどう思うかを重視しすぎて断ることができない人は、問題を抱え込んでしまい心身を病んでしまうかもしれないので注意が必要です。

これは不満があったらどんどん言おうという事ではなく、自分の心の声に向きあって必要なことは伝える勇気が大事だということです。あなたの人生はあなたのものです。周りを気遣うあまりに、自分を犠牲にしていないか立ち止まる時間を持ちましょう。

事実を書き出してみる

もし職場で辛いことがあるなら、事実を書き出してみましょう。「書く」ということが健康や幸せに影響を与えることが研究で明らかになっています。辛かった経験を詳しく書き、自分の感情や考えについても思いつくだけ書き出す事を、1日15分以上3日間続けたところ、病院に行く回数が減って落ちこみや苦悩することが減ったというのです。

さらに、免疫力が高まり学業や仕事の成績も上がったそうです。

考え続けている悩みを言葉に書き記すと、ぼんやりとしたイメージだったものが一つの話として整理されます。そして、その経験の全体像や構成が見え、対処しやすくなるのです。また、その経験が解決できるものなら解決法を見つけやすくなります。その経験が1回きりで終わったことならば、繰り返し思い出して自分を苦しめている自分に気づき、目の前の事に意識を向けようという気持ちが芽生えるかもしれません。

支援してくれる人を探す

弱音を吐いてはいけないと思っていませんか?人にはそれぞれのキャパシティーがあり、同じ経験をなんとも思わない人もいれば、胃潰瘍やうつ病になる人もいます。あなたの周りに、話を聞いてくれる人はいますか?家族や友人、同僚、公的な相談の機関でも、自分の味方になってくれる人を探して話してみましょう。

もし理解してもらえなくても、そこで諦めず別の人を探してみましょう。きっと理解してくれる人はいます。人に話をすることで、はまり込んでいた思考から一旦抜け出し客観的に自分をみられるようになり、少し楽になります。また、話した相手の新たな視点から解決策が見つかることもあります。

ネガティブな出来事をチャンスに変えてやる!と決意する

私には二人の子どもがいます。一人目の産休のあと、復帰してわりとすぐに2回目の妊娠を職場で告げたとき「もうできたの?」「また休むの?」「本当に困るなあ」などといわれたり、聞こえるように陰口を言われることもありました。続けて長期の休暇を取ることになり職場には負担をかけましたし、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

しかし後になって、私のようにマタニティハラスメントで嫌な思いをして辛い立場になっている女性がたくさんいるのを知り、復帰後、病院のハラスメント委員長として職員向けの啓蒙活動をする事につながりました。

他にもパワハラで体調を崩して会社を辞めた人が、職場のストレス対策に特化した会社に転職して大活躍!ということもあります。つらい経験は強みになります。自分自身が病気を経験し克服したので看護師を目指すという人も少なくありません。

いつかこの経験を活かしてやろうという逆転発想で人生の荒波を乗りこえ、幸せな人生を手に入れましょう。

株式会社マインドフルヘルス代表山下あきこ



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この記事のライター

医学博士、脳神経内科・内科医師。2016年に健康習慣を身につけるサービスを提供したいと考え、株式会社マインドフルヘルスを設立。

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