40歳バツイチ子なし 年下の彼からまさかのプロポーズ! でも…【オトナの幸せ恋愛心理術 #9】

40歳バツイチ子なし 年下の彼からまさかのプロポーズ! でも…【オトナの幸せ恋愛心理術 #9】

アラフォーになっても恋愛の悩みは尽きないですよね…。そこで! 全国心理業連合会認定のプロフェッショナル心理カウンセラーである鹿屋由佳さんに読者の皆さんのお悩みに答えていただきます。大人気カウンセラーの鹿屋さんの回答は愛にあふれていて読んでいるだけで癒されますよ。


バツイチです。年下の彼からプロポーズされたのですが破局するんじゃないかと怖くて素直にイエスということができません…。

【お悩み】
20代で離婚を経験しました。子供が欲しかったのですが、できずに離婚しました。今、40歳で8歳年下の彼からプロポーズされました。彼は子供を欲しがっています。ですが今の自分の年齢を考えると産めるかどうか自信がありません。子供ができなかったら彼は私を捨てるんじゃないか…そう思うと怖くてプロポーズを受けることができません。もう40歳ですし、今度の結婚は失敗したくないし、1日も早く結婚したいと思っています。子供なんていらない、と言う人を探したほうがいいのか…でも私自身も子供は欲しい…本当に心が揺れ動いていてどうしたらいいかわかりません。(40歳、Nさん)

純粋に彼のことが好きですか?

お悩みなんですね。

まず一番最初に向き合っていただきたいことがあります。それは、Nさんが彼のことを本当に好きかどうかというところです。

「プロポーズされたから、結婚したいから」という形だけのものなのかどうか。

純粋に「彼を好き」という気持ちがあるのかないのか、ということに大きな違いがあります。

婚活のご相談を受けていてよく感じるのですが、結婚をゴールと考えている人が多いと思います。

「結婚したから目標達成!」なのではなく、結婚してからがスタート。そこからふたりで人生を歩んでいくのです。

「経済的に安定しているから」とか、「これを逃したら次がないかもしれないから」などの理由で結婚した方からご相談も受けますが、経済的な安定のために結婚したならそれが崩れた場合、結婚した意味がなくなってしまいます。

そして「これを逃したら次がないかも」と思った方は、その時は「結婚すれば気持ちは後から付いてくる」と思っていたけれど、結局気持ちはついてこず、好きじゃない人との生活に悶々としていたりします。

それはすべて“条件”と結婚しているからです。

もちろん条件も大切です。しかしそれは「好き」という気持ちありきの条件です。

Nさんは、「彼」と言われているので、お付き合いをしていてお好きなお相手だとして考えていきます。

まず様々な条件を取っ払って「彼」そのものを好きなのかどうかを考えてみてください。

満たされない欲求はいつまでも心に残ります

本当に彼が好きならば、どうぞ前向きに考えてみてください。

好きだし結婚したい欲求があるのに、それを押さえ込んでしまった場合、それは傷となってNさんの心の中にずっと残り続けます。

欲求は満たせば消えるのですが、満たされない欲求はいつまでも心の中に残ります。

例えば「好きだから結婚する」とします。そして、もしももしも破局が来るとします。その時は大変辛いとは思いますが、満たした欲求の後に起こった痛みの感情はきちんと癒えるようになっています。

繰り返しますが、欲求は満たせば消えます。しかし満たされない欲求は残りつづけるのです。

そして、「ああ、あの時に、『うん』と言っていれば…」とずっと後悔することになるかもしれないのです。

Nさんは、「子供ができなかったら彼は私を捨てるんじゃないかと思うと怖くてプロポーズを受けることができない」と、起こってもいない未来を想像しています。ですが今、Nさんのことを好きでいてくれて、プロポーズをしている彼の気持ちについては考えていません。まず、彼の気持ちを大切に思いましょう。

彼の気持ちより自分の気持ちばかり考えていませんか?

恐い感覚は、以前の離婚がトラウマになっているのでしょう。

そのトラウマによって、彼の気持ちよりも、自分が傷つくことばかりに目を向けてしまっています。

その怖さがあるとこんなことが起こります。

心理ゲームに「キックミーのゲーム」というものがあります。「私を足蹴にして」というゲームです。なんだか古めかしい日本語訳ですね(笑)

ひとりぼっちになったり、孤独感を味わったことがある人がよくするゲームなのですが、ひとりぼっちや孤独の感覚がそのまま処理されてない場合(私たちカウンセラーは、感情は処理できるものとして考えますので、あえて処理と言わせていただきますね)本当に愛して欲しい人や自分を愛してくれる人に対して、このゲームを仕掛けてしまいます。

「どうせ私はひとりになる」

こんな感覚が入っていると、そこを結末として自分がひとりになるようなやりとりをしてしまうのです。

「これでも私を好きなの?」というような質問を投げかけたり、行動してしまったり、相手が愛想をつかすような事をしてしまう。そしてついに愛想つかされた時に「ほら、やっぱり私はひとりになる」と確認する。「私は足蹴にされた」と思う。これが“キックミーの心理ゲーム”です。

また「傷つくくらいなら先に自分から身を引く」…というのもそれにあたります。

まず自分自身と向き合って

彼は結婚したいと言っている、でもNさんは捨てられるのではないかと思い怖い。

というところから、これはNさんの心の問題と言えます。

まずは自分のトラウマとなっている感情を解決しましょう。

私の第一回目の記事を参考にご自分で、本物の感情に向き合ってみてください。
それでもスッキリしなければカウンセリングをお勧めします。

まずは過去の経験に囚われて逃げ腰になっている自分の気持ちを整理してから、今、あなたにプロポーズしている彼に向き合わなければ失礼です。

Nさんは、そんな彼のプロポーズを断って、本気で「子供なんていらない」という条件を提示してくれる相手を探そうと思っていますか?

もしそう思うなら、強がりではないですか?

強がりは、怖さや悲しみを隠すためにするのです。

人は悪い想像をしがちです。

なぜならば、悪い想像していた方が本当にそうなってしまった時に、傷つく気持ちが少しでも和らぐかもしれないと言う防御の気持ちがあるからです。

しかし、悪い想像は人間関係を退化させます。

まず自分の気持ちを整理したら、彼にきちんと

「私はあなたが好きで結婚したいけど、子供ができなかったらどうする?」

と聞いてみてください。

あなたを大切に思う彼の気持ちを勝手に悪い方に想像するのでなく、きちんと聞いてみましょう。

私は以前、不妊治療情報誌の専属カウンセラーもしておりましたが、たとえ若くてもお子さんを授かれないカップルは大変多いです。

もう40歳だからとか、子供ができなかったらなどと、ひとりで考えずおふたりの問題として話し合ってください。

その上で納得して結婚に踏み切るか、または分かり合えないならばそれはその時考えましょう。

年下の彼にプロポーズされてご相談に来られた方が、現在その彼とご結婚され生き生きと幸せにしていらっしゃる例を、私はたくさん知っていますよ。(最高は16歳違いです(^_-)-☆)

心理カウンセラー 鹿屋由佳



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この記事のライター

東京・福岡を拠点に講座や面談カウンセリングを行う。ボイスマルシェ電話カウンセラー、テレビ番組のコメンテーターなど幅広く活動中。

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