お給料が減った! 見直すべきは“お小遣い”ではなく“〇〇費”【簡単シンプル貯蓄術#3】

お給料が減った! 見直すべきは“お小遣い”ではなく“〇〇費”【簡単シンプル貯蓄術#3】

皆さんのご家庭は、お小遣い制ですか?シングルの方はお小遣いという項目を別にしていますか?あまり意識していないかもしれませんが、自分用に自由に使えているお金=お小遣いとして考えてみてくださいね。今回はそんなお小遣いを給料が下がったからと言って減らしてはいけません。というお話です。


みんなお小遣いっていくらもらっているの?

先日、出演したテレビ番組であるお笑い芸人の方のお宅に訪問し、損しないお金の使い方についてレクチャーさせていただきました。笑いの絶えない現場はさすが芸人さんです。とっても頭の回転が速くてスマート!。しかし、皆さんおっしゃっていただことは「お金のことって誰も教えてくれない。でもとっても大事なことだよね」ということです。

特に番組で話題になったのがお小遣いについて。その芸人さんのお宅はお小遣い制になっていて、決められた額を毎日もらうそうです。1日に使えるお金が決まっているので、使いすぎることはないとおっしゃっていました。

では、日本のサラリーマンは、平均でいくらくらいお小遣いをもらっているのでしょうか。

新生銀行が実施している『サラリーマンのお小遣い調査』によると、2017年の男性会社員のお小遣いは、前年より445円少ない3万7428円。女性会社員は前年より449円アップし3万3951円でした。平均で3万5千円くらいですね。1日あたり1100円ちょっとということになります。

実は、現在の男性会社員のお小遣いの平均は、調査が開始された1979年から史上2番目に低い額だそうです。ピーク時の1990年の7万7725円と比較すると半分以下で2007年の4万9735円と比較しても3割減になっています。

小学生以下の子どもがいる世帯では、3万円以下でやりくりしている結果となりました。
1日あたりちょうど1000円。毎日、外食でランチを取らなければいけない人は、昼食代だけでお小遣いが終わってしまいそうな水準です。

お小遣いは何に使っていますか?

この調査には、調査開始から30年間のサラリーマンのランチ代や、節約しているものの変遷が出ているのですが、中でも興味深かったのがお小遣いの内訳の変遷でした。

20年前、お小遣いの中で一番大きな支出は、20代~50代の全世代とも「飲み代」でした。しかし、2005年からは「昼食代」がどの年代もトップになっており、飲み代や趣味の費用、車関連、嗜好品を上回る結果となりました。

しかも1回の昼食代の平均は、ピーク時の1992年の746円から8割下がり、590円となっています。590円では定食屋で食事をするのは難しいと思います。10年前と比べ3割も減ってしまったお小遣いに対応するため、ランチや飲み代を節約し、お弁当やマイボトルを持参するような努力をされている家庭も多いのではないでしょうか?

それでもお小遣いはカットしない

家計の中で減らしやすい項目がお小遣いだという人も多いと思います。しかし、考えてみてください。雨の日も風の日も、体調がよくない日も二日酔いの日も、会社に行って仕事をし、収入を得ています。

息抜きに美味しいコーヒーを飲んでリラックス。たまにはガッツリ食べて英気を養いたい大切なランチ。そして同僚や友人との飲み会でストレス発散。それにたまには好きな趣味に没頭したいですよね。どれもが明日また元気に働くために重要な要素です。リフレッシュした後は、仕事もはかどるでしょう。仕事がうまくいき、給料アップにつながったら嬉しいことはありません。

なので、例えお給料が減ったとしても、お小遣いにメスを入れるのは最終手段にしてください。

まず最初に見直しをしたいのは、固定費です。固定費というのは、銀行口座から自動で引き落としをかけているような毎月決まった支出のことをいいます。

・スマホ代が高いのであれば、料金プランを見直したり、格安SIMに切り替えたりする
・電気代は、電力の自由化で電力会社を変えた方がメリットがでやすい
・生命保険は、国や会社からの保障を確認して必要な分に見直す
・住居費は、住宅ローンの借り換えや家賃の安いところに住み替える

など、こういったところから見直しをしましょう。これらの見直しは、直接、お財布で支払うものではないため、見直しをしても困ることはないのです。お小遣いを減らして、心の余裕をなくすよりもよっぽどおススメです。

ぜひ、お小遣いはカットせず、むしろ家計の無駄を見直して、お小遣いがアップできるようにしていきましょう。お小遣いの使い道を昼食代以外にも、本を買ったり映画を見たり、おしゃれに気を配ることに使えば自己投資に繋がり、ワンランクアップの仕事人になれること間違いなしです!

FP事務所アイプランニング代表 飯村久美



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この記事のライター

これまでの家計診断は800世帯。セミナー回数は年間100回を超え、女性の幸せなマネーライフをサポートしている。

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