42歳 生理不順です… もしかして閉経?【アラフォーからの性教育 Q&A#9】

42歳 生理不順です… もしかして閉経?【アラフォーからの性教育 Q&A#9】

女性ホルモンのバランスの崩れと共に生理が不順になる女性も多いそうです。このまま閉経してしまうの…? となかば恐怖に感じている人も多いかもしれません。それを踏まえて


Q:最近生理がどんどん不順になってきてしまっています。このまま閉経してしまうのではないかと不安です。

【お悩み】
ストレスのせいなのか加齢のせいなのかわからないのですが、最近どんどん生理が不順になってしまっています。まだ42歳のなのにこのまま閉経してしまうのかと心配です…。42歳で閉経することってあるのでしょうか? またこれって更年期なのでしょうか?

女性ホルモンの波を知ることで見えてくる自分の変化

42歳。私も同じアラフォー女性として同じような経験があります。すべての女性がこんな風に自分の月経(生理)の変化を見つめる時期にちょうど入るサインなんです。なによりも、こうやって自分自身の変化に疑問をもったり、不安になれるってそれだけ自分のことを見つめているという結果ですよね。気が付いて主体的に女性ホルモンについて知っていくことで、自分の変化を丁寧に見つけるようになれます。素晴らしい質問をありがとうございます。

第一回目にも書かせていただいたように、女性ホルモンには波があります。一つは小さな波として、毎月毎月訪れる月経の波と大きな生まれてから人生を閉じる時までにあるホルモンの波です。

今、月経サイクルが長くなって来たり、経血が少なくなったり、逆に1か月で2回も月経がきてナプキンにかぶれてしまった、2か月以上月経がない…などの変化が起こったのは大きなホルモンの波が下り坂になってきたよ。というお知らせの一つでもあります。

基礎体温を測っているとそのホルモンの波の把握がよりシンプルにわかりやすくなったりもします。自分の体の声のような形で月経の変化が自分の変化を教えてくれるのです。

閉経って怖いこと?答えはNO!change of lifeの人生のシフトチェンジ!

大きなホルモンの波の低下はどんな女性にだって訪れるものです。そして、閉経の平均年齢は50歳。その前後5年の期間のことを更年期といいます。どんな女性にも訪れるモノです。「更年期=具合が悪く、辛く苦しそう、大変そう」というイメージがあるかもしれませんが、英語では「change of life」といいます。日本でも「更年期」を「幸年期」に変えたほうがいいと思います。ちょっと気をつけなきゃいけないのは「幸せ」という字も一本足りないと「辛い」になってしまいます。

実はそのイメージや一本足りないって、「知識や経験」だったりするのかな、と思っています。閉経や更年期は体を今まで健康にするようにサポートしていた女性ホルモンが減少することで「未病から病気」へ傾きやすくなる傾向にありますが、それを知っていると知らないでは大きく違います。

怖がらず、自分の体をしっかりと知りながら、人生を楽しむためのシフトチェンジのチャンスが訪れたと思ってみましょう!

かかりつけ婦人科との出会いを楽しむ

以前の記事でも婦人科への敷居の高さをたびたび書いておりますが、自分の体のことを知るために、ぜひ婦人科を受診することを恐れないでください。自分の体のことを知っていきることはプラスの効果がたくさんあります。特に、このホルモンバランスっていうのは目に見えるモノではないです。

逆に採血をするとわかることがあります。ホルモンの波の時期もありますから、採血時期で多少ホルモンの数値的には変化があるかもしれませんが、今の自分のホルモン状態を知って、必要があればホルモンをサポートしてもらう治療もありますし、漢方薬などの治療もあります。

また、平行して自分の人生のために自分でエクササイズや栄養面などで出来るケアももちろんあります。

病院にかかりたくないから、自分で出来るコトだけ…、と必死になる前に、いったん「今、どんな状況?」と把握することがスタートになります。またがん検診にいかれてなかったりしたら、なおさら一度この機会にチェックしてみてくださいね!

最近は女性専門外来やアロマを取り入れた診察をされている先生など、先生たちも女性たちの健康のためにたくさんの角度からサポートをしてくださっています。

病院受診の際は自分の最終月経の日の把握や、もし可能であれば基礎体温表などもあるとより月経リズムが先生にも共有しやすいです。体温を測って自分自身が自分のことを把握できるという長所もあります。妊活おわったからもういいや~。ではなく、習慣として月経リズムが気がかりな時はぜひトライしてみて下さいね。

人生100年時代の今、QOL(クオリティーオブライフ)を考えたときに、閉経前後に婦人科をリラックスした気持ちで受診することが当たりまえという文化がこれからの日本には必要だと思います。

ぜひ素敵な婦人科医との出会いを探してみてくださいね。

助産師・バースセラピストやまがたてるえ



本サイトに記載する情報には充分に注意を払っておりますが、この記事の情報及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、完全性、正確性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動や、判断・決定は、ご自身の責任において行っていただきますようお願い致します。

この記事のライター

等身大の母から伝える「いのち・こころ・からだ」をテーマとした講演、お話し会や、雑誌などがメディアにも取り上げられている。

関連する投稿


【#FocusOn】リプロダクティブヘルス・ライツ 自分の身体は自分のもの やまがたてるえさん×大貫詩織さん助産師対談(最終回)

【#FocusOn】リプロダクティブヘルス・ライツ 自分の身体は自分のもの やまがたてるえさん×大貫詩織さん助産師対談(最終回)

Bramanoliで連載していただいている助産師でバースセラピストのやまがたてるえさん。そして助産師で思春期保健相談士であり、現在は精神科病院で看護師として働くシオリーヌこと大貫詩織さん。おふたりに日本の性教育の現状、世界との違いなどについてお話いただいた対談もいよいよ最終回。多くのアラフォー女性たちが悩んでいる妊活と自己肯定感のお話です。


【#FocusOn】性をポジティブに! “ジョイスティック”と“パワースポット” やまがたてるえさん×大貫詩織さん対談(第二回)

【#FocusOn】性をポジティブに! “ジョイスティック”と“パワースポット” やまがたてるえさん×大貫詩織さん対談(第二回)

助産師でバースセラピストのやまがたてるえさん。助産師で思春期保険相談士のシオリーヌこと大貫詩織さん。それぞれアラフォーとアラサーのおふたりに、今の日本の性教育事情について対談していただきました。第二回目はオトナの女性が自分たちのカラダの事を知らなすぎる、ということと夫婦のパートナーシップについてです。


もっともっと「自分を信頼」してほしい【幸せな妊活のススメ#7】

もっともっと「自分を信頼」してほしい【幸せな妊活のススメ#7】

自分の人生は自分のもの。誰のものでもないし、他の人に強要されるものでもありません。まして、「他の人が○○だから」という理由で何かを決定するのは間違っています。「自分の人生を信頼する」ということについて助産師でありバースセラピストのやまがたさんにお話しいただきました。


妊活中、友達の妊娠報告に焦りを感じます…【幸せな妊活のススメ#6】

妊活中、友達の妊娠報告に焦りを感じます…【幸せな妊活のススメ#6】

同年代で妊活に励む仲間は時に励まし合い、悩みや愚痴が言えるかけがえのない存在でもあります。しかし、誰かが自分より先に妊娠という希望を叶えた時…どんな気持ちになるでしょうか? 逆に自分が妊娠した時には友人は…? 妊活仲間との距離の取り方やコミュニケーション法について教えていただきます。


家族や友人に妊活について話すべき?【幸せな妊活のススメ#5】

家族や友人に妊活について話すべき?【幸せな妊活のススメ#5】

自分たちが妊活をしているという事実をどこまで誰に話すべきか。親や兄弟との関係性においても様々なはずですよね。また、友人にはどの範囲まで伝えるべきか、など、色々悩むと思います。今回はそんな妊活にまつわる人間関係について、助産師でバースセラピストのやまがたてるえさんに教えていただきました。


オススメ情報

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。



業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。



最新の投稿


若く見えるから大丈夫?「自称童顔」「昔のモテ経験」は手放そう【菊乃流 アラフォー本気の婚活術 #44】

若く見えるから大丈夫?「自称童顔」「昔のモテ経験」は手放そう【菊乃流 アラフォー本気の婚活術 #44】

実年齢を言うと「ウソ~、そんな年に見えない!」と言われる。同年代より体力にも自信がある。独身だし気持ちも若い! だから婚活だって余裕でしょ! いえいえ、その自信が婚活の足を引っ張ります。美人でモテた過去の経験が手放せない女性ほど婚活は苦戦するのです。


宮本真知のタロット占い【5月20日(月)~5月26日(日)の運気】

宮本真知のタロット占い【5月20日(月)~5月26日(日)の運気】

あなたの心に寄り添いながらそっと背中を押してくれると評判のタロット占い師、宮本真知がお届けする週間タロット占い。直観を信じて…今週のあなたの運気は?


理由もなく不安…  それ、更年期が原因かもしれません【更年期は人生が輝くチャンス #46】

理由もなく不安… それ、更年期が原因かもしれません【更年期は人生が輝くチャンス #46】

特に理由もないのに、なんだか漠然と不安…そんなことが更年期には起こります。でも大丈夫。その理由が更年期だとわかればきちんと対処することができます。ではなぜ更年期は漠然と不安になるのか? 対処法について更年期の専門家NPO法人ちぇぶら代表の永田京子さんに教えていただきました。


水谷さるころさんインタビュー<後半> 人との違いを恐れず自分らしい生き方を【#FocusOn】

水谷さるころさんインタビュー<後半> 人との違いを恐れず自分らしい生き方を【#FocusOn】

水谷さるころさんへのインタビュー後半!イラストレーター・マンガ家・グラフィックデザイナーのさるころさんの著書『結婚さえできればいいと思っていたけれど』(幻冬舎)、『どんどん仲良くなる夫婦は、家事をうまく分担している。』(幻冬舎)はご自身の結婚・離婚・事実婚の経験を基に描かれたコミックエッセイです。インタビューではさるころさんの結婚観、家族感、人生観を伺いました。


未婚女性のアラフォーセックスクライシスについて【すずね所長のオトナ夫婦の寝室事情#34】

未婚女性のアラフォーセックスクライシスについて【すずね所長のオトナ夫婦の寝室事情#34】

アラフォークライシスはセックスにも影響を及ぼします。今回は特に未婚女性のアラフォーセックスクライシスについてセックスレス問題の大家、すずね所長こと三松真由美先生に語っていただきました。








人気記事ランキング


>>総合人気ランキング