「ワンオペ育児」から脱却する秘訣は夫を○○すること!【幸せ夫婦コミュニケーション術 #67】

「ワンオペ育児」から脱却する秘訣は夫を○○すること!【幸せ夫婦コミュニケーション術 #67】

子どもの世話をするのは自分だけ。忙しい夫は育児にも私にも無関心……。「ワンオペ育児」で悩む妻は多いですが、諦めていては何も変わりません。恨みや憎しみが重なると、いずれ熟年離婚もありえます。そうならないためにも、もう一度夫を愛することから始めてみませんか? それでは具体的にどう接すれば良いか、お話します。


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「ワンオペ育児」が生む妻の孤独

産後も以前と同じように会社に行き帰宅する生活を変えようとしない夫。それに比べて妻はずっと赤ちゃんにつきっきりで、ゆっくり休む時間はもちろん自分の時間もない。たまには手伝ってくれたらいいのにと思っても、「疲れている」と言われたらそれ以上お願いすることをためらう妻は多いですよね。

それに女性特有の「私がいつもやってるんだからやらなきゃいけないことは見ればわかるでしょ」という感覚も相まって、いちいち指図するのが嫌で諦めてしまう人もいるでしょう。

育児に協力的でない夫を見ると、イライラが募ります。自分だけさっさと寝室に引き上げてしまい、妻にいたわりの言葉をかけることもない。夫婦なのに、まるで別々の時間を過ごしているかのよう。「ワンオペ育児」が生み出すのは、一番身近な夫に自分を省みてもらえないという孤独です。

夫の無関心を当たり前にしてしまうと、次にくるのは愛情の消失です。「自分ばかり大変な思いをしているのに」と恨みが重なれば、今すぐは無理でもいずれ離婚を考えるなど、夫婦の関係は終わってしまいます。

苦しい気持ちから解放されるには、まずは夫を愛する気持ちをもう一度取り戻すように努力すること。では、どうすれば夫を愛する気持ちをもう一度取り戻し、ワンオペ育児から抜け出して家族で幸せに過ごすことができるのでしょうか。

「子育ては楽しい」ことを夫に知ってもらう

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子どもが産まれても、男性にとって「仕事をしてお金を稼ぐ」ことは変えられません。家族が増えたのならなおさら、これまで以上に仕事に精を出すことを考える男性も大勢います。その姿勢が、妻のワンオペ育児を疑問に思わないことにつながります。「俺の仕事は稼ぐこと、妻の仕事は赤ちゃんの世話」。無意識でもそう思ってしまうことで、妻の大変さを理解する意識がそもそも持てないのですね。

そんな夫に愛想を尽かしたくなる妻の気持ちも十分わかりますが、ちょっと待ってください。知らないのなら、教えることで夫の意識を変えることができます。ポイントは、「大変さ」より「楽しさ」を知ってもらうこと。ポジティブな気持ちで育児に関わろうとするなら、喜びがあるほうが夫は積極的になれます。

夫に育児の楽しさを知ってもらうには、まず妻が夫を愛している姿が欠かせません。「あなたを愛していているからこそ授かったこの大切な命を育てるのにあなたが必要なの」というメッセージが届けば、夫も心を開いて向き合おうと思います。

夫自身に意識を向けてみる

例えば、晩ごはんを準備する時間がなくてお惣菜ばかりになってしまう。夫はため息をついて食べるだけ。妻としては、申し訳ないと思うけれど仕方のないことですよね。そんなときは、「最近こんなご飯でごめんね。今度あなたの好きなハンバーグを作るからね」とひとこと声をかけましょう。

妻に自分の好物を作りたい気持ちがあることがわかれば、夫の心は和みます。実際に作れるかどうかより、夫にとって嬉しいのは「自分の存在を忘れていない」こと。そうすれば赤ちゃんのお世話ばかりに集中されている寂しさが解消されるのです。

少しで良いから、夫自身に意識を向ける瞬間があれば、それは必ず届きます。夫の好きなお酒を用意してみたり、パジャマがくたびれていれば新品を用意したりと、自分にもしっかり関心を向けてくれている妻の姿は、夫にとって自信を与えてくれるのです。

忙しい中でも自分を忘れず愛してくれている妻を見れば、夫自身も妻へ意識を向けることを思い出していきます。

いたわりを忘れない姿勢が夫の関心を引き出す

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「今日もお疲れさま」。こんなささやかな言葉でも、あるとないでは夫の気持ちはずいぶん違います。育児を当然と思われることが辛いように、夫にとっても自分が働くことを当たり前とされるのは面白くありません。

妻からねぎらいの言葉をかけられて、嫌な気になる夫はいません。「いつもありがとう」と言われるだけで、日頃の疲れも報われると感じるのは夫も妻も一緒。ならば、妻のほうからどんどん声をかけていけば、夫も妻のがんばりを労わろうとする気持ちが生まれます。

その愛情が、子育てへの関心を引き出すことにつながります。「お疲れさま」のあとに「今日はこんなことがあったよ」と笑顔で子どものことを報告されれば、「どれどれ」と関心を持ってくれるようになります。そこから、赤ちゃんのお世話について話す流れが出来上がると、夫も自然と育児について学ぶことができます。

夫からためらいをなくす

赤ちゃんのお世話をしたいと思っても、やり方がわからなければためらいますよね。それは子どもをもったことのない女性でも同じだと思います。知らないことをして失敗するのが嫌なのは人間だれしも同じです。ましてや大切な赤ちゃんのお世話で失敗したら取り返しのないことになる。大好きな妻に嫌われてしまうかもしれない。そんな恐怖心からおむつの交換や泣いている赤ちゃんをあやすことさえ、夫はうかつに手を出すことができません。それが妻と話すことで自然と方法がわかれば、夫も手を伸ばしやすくなるのです。

やってみて初めて、妻の大変さがわかったという夫は多いものです。自分も育児に参加しようと思うのは、子どもだけでなく妻への愛情もあるからこそ。何もしてくれない、と夫を責めるだけでは事態は変わりません。ワンオペ育児からの脱却は、まず夫を愛すること。そして子育ては楽しいと知ってもらう姿勢が欠かせないことを、忘れないでくださいね。

幸せ夫婦コラムニスト ひろた かおり



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この記事のライター

「自分の人生は自分で決める」がモットー。難病の自分を支えてくれた夫との生活が幸せに続くように、と強く心に誓い日々を生きる。

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