“お肌ゴシゴシ”は年齢肌にはレッドカード!【アラフォーから始める美肌作り#2】

“お肌ゴシゴシ”は年齢肌にはレッドカード!【アラフォーから始める美肌作り#2】

アラフォーから始める美肌作りの第二回目は年齢を重ねたお肌に“ゴシゴシ”なんてもってのほか! という記事です。「洗顔だってちゃんと泡立ててるし、化粧水だって優しくパッティングしてる!」という方も、もしかしたら“ゴシゴシ”の定義がそもそも違うかもしれませんよ…。


摩擦が肌に悪い理由

「洗顔はよく泡立てて、肌に指が触れるか触れないくらいの力で…」という、摩擦は肌に良くないと言う意識は、皆さんお持ちだと思います。しかし、思っている以上に、気が付かないところで、お肌は“摩擦”というダメージを受けているんです。

では、なぜ“摩擦”が肌に悪いのでしょうか?

私が銀行員だった頃、毎日、何百万というお金を数えていました。何百枚ものお札と指をこすり合わせるので、指の皮膚は油分と水分が無くなり、カサカサになりました。指が滑らないので、指を水で湿らせて数えることで、さらに角質がはがれ易くなり、指が肌荒れしたことを思い出します。本来お札を数えることは痛いことではなく、力を加える作業でもないのに、指は絆創膏を巻くほどダメージを受けました。

摩擦の怖いところは、ダメージを受けても、すぐには気が付かないところです。「まさかこんなことで⁉」と思うレベルでも、気が付けば肌にトラブルを引き起こしているんです。

角質が厚い指先でさえ、それだけのダメージを受けるのですから、お顔のように薄い部分はもっと些細なことでも摩擦の影響を受けてしまうのです。

どんな時に摩擦って起こっているの?

ではどんな時に摩擦がおこっているのでしょうか? 例えば、コットンでクレンジングオフする時、日焼け止めを伸ばす時など、普段気をつけていたとしても、急いでいる時はどうしても力が入りがちです。そしてメイクをする時のブラシやスポンジでも、摩擦は起きているんです。

クレンジング

クレンジングは、スキンケアの中で、最も肌に負担となるお手入れです。そこに摩擦が加わると、更にお肌は乾燥します。目元など、メイクが濃いところは、どうしても擦りがちです。ある雑誌のアンケートによると、おでこは5.6回のところ、目元は30~40回以上擦っているという結果が出ていました。マスカラなどでしっかりアイメイクしている方は、専用のものを使って丁寧に落としてください。クレンジングはメイクにかけた時間と同じだけ手間をかけて落とすのが鉄則です。

洗顔

泡で優しく洗うよう気を付けていても、毛穴の気になる鼻周りはゴシゴシ洗っていませんか? 鼻は角栓が気になって、どうしても力が入ってしまう方が多いようです。力を入れて擦っても、角栓は無くなりません。無理やり擦ってしまうと、まだ肌に残るべき角質たちも道連れに、一緒にはぎ取られてしまいます。そうすると、まだ未熟な角質が肌を守ることになり、結果的に、角栓ができ易い肌を作り、ポツポツはいつまでも消えません。角栓を洗顔で取り除こうという考え方は捨ててくださいね。

タオル

洗顔後、タオルで拭きとる事が摩擦を引き起こしているということに皆さんお気付きですか? 実はタオルの繊維が刺激になったり、肌残りしたりもしているのです。また、洗面台の手拭きタオルなどは、生乾きの状態のことも多いので、雑菌の温床にもなりやすいです。お勧めは、洗顔後ティシュペーパーで顔を押さえて拭き取る方法です。タオルと違って一枚一枚使い捨てるので雑菌の心配がありません。タオルよりもキメが細かいので摩擦も抑えられ、もちろん繊維が肌残りすることもありません。上質のティッシュペーパーを自分専用に洗面台に置いておくだけで、美意識も高まりそうですよね。

ブラシ

近年、毛穴の汚れがスッキリ落とせるとして人気なのが「洗顔ブラシ」です。電動式など「1秒間で〇〇万回振動して毛穴の汚れを取り去ります」などという、魅力的な謳い文句のものが多いですね。洗顔ブラシは、独特の肌当たりで気持ちが良いので、ついつい押し当てたり、時間をかけて洗いがちです。でもこれは、絶対にNGです。毛穴の汚れをかき出すブラシを肌に押し当てるのは、相当な摩擦がかかっています。電動歯ブラシを強く押し当てると歯が削れてしまうのと同じです。

またブラシと言えば洗顔ブラシだけではなく、チークやアイシャドウなどメイクの時も使うアイテムです。最近ではファンデーションもブラシでつけるのがブームですね。しかし、洗顔などの摩擦は気にしても、こうしたブラシメイクの摩擦は気にしていない方が多いです。きちんと日焼け対策をしていてもシミが出来やすい頬は、「紫外線」が理由だけではなく、チークブラシやお手入れ時の「摩擦」も原因となっています。

ブラシ類の中でも、特に気をつけたいのがアイシャドウブラシです。アイシャドウブラシは、小さく毛足も短いので、どうしても力が入り易くなります。目元は皮膚がとても薄いので、少しの摩擦でもお肌が傷ついてしまい、それが目元の加齢につながります。
メイクブラシは、高品質で毛足が柔らかく肌への刺激が少ないものを選び、毛先を寝かせるようにしてお使いください。

どうでしょう? 意外なものにも「摩擦」が潜んでいるということがお分かりいただけたかと思います。スキンケアやメイクは毎日の積み重ねです。摩擦も積み重なっていかないように、さっそく今日から気を付けてみてくださいね。

スキンケアアドバイザー 松瀬詩保



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この記事のライター

これまで自分が実践してきたスキンケアや経験をもとに、正しいスキンケアとは何なのかブログで配信中。

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