私の言うことにことごとく反対する夫。どうしたら私の意見を認めてくれるでしょうか?【夫婦問題お悩み相談室 #7】

私の言うことにことごとく反対する夫。どうしたら私の意見を認めてくれるでしょうか?【夫婦問題お悩み相談室 #7】

夫婦は「対等な関係」でいるのが理想的。二人で話し合う際も、互いを認めあいながら建設的な意見交換をしたいですよね。しかし実際にはそうした関係が築けない夫婦も大勢いるようです。今回は、夫が常に自分を見下し、決して自分の意見を認めてくれないと悩むアラフォー妻からのご相談です。


【お悩み】常に私を見下し、否定的な夫。対等な関係になりたいのですが、どうしたらいいでしょうか?

6歳年上の夫は、常に私のことを見下したような言い方をします。たとえば、私が意見すると「俺は○○だと思うけど、そうしたいのならそうすれば?」と、突き放すように冷たく言い放ちます。モラハラのように「バカだ」とか「頭が悪い」などは言わないのですが、反論や否定ばかりでつらいです。どうしたら対等な関係になれますか。 (Sさん・42歳)

人は誰しも「自分を認めてもらいたい」生き物

人は、誰しも「理解してもらいたい」「わかってもらいたい」という気持ちや「認められたい」という気持ちを持っています。
自分の存在意義を確認しないと不安でたまらないのでしょう。人というのは、それだけ自分に自信がもてずにいる弱い生き物なのかもしれませんね。

Sさんは、ご主人から常に見下され、バカにされているように感じています。
モラハラではない、ということですが、一番身近な存在である夫から冷たく言い放たれ、認めてもらえないというのは、とても辛いことですよね。Sさんの心が傷ついていることに変わりはないと思います。

一方が我慢を強いられ、言いたいことが言えないような関係が続くと、不満が蓄積し、いつか爆発してしまうでしょう。
そうならないためにも早めの対処が必要です。

「自分を認めてほしい」というSさんの気持ちが伝わってきます。Sさんが望むように、夫婦の関係は、「対等」であるのが理想的です。
夫婦関係は、上下関係や主従関係で成り立っているわけではありませんし、どちらかが偉いわけでも、雇われているわけでもありません。お互いを尊重し、対等な立場で会話をしたり、意見交換できる関係でありたいものです。

男性は、プライドが高く見栄っ張り!?

男性は、女性よりもプライドや見栄が高い傾向にある、と言われています。
男性脳には、狩猟期の名残で、「狩りに出ていい獲物を獲ってくる」というDNAが組み込まれているので、たとえば、よその夫と比べて、「収入」が高い低い、「家事」をするしない、「育児」をするしない、など他者と比較して優位に立ちたがる面があります。

夫が、威張ったり、偉そうな態度をとったりするのは、自分をより「強くかっこよく」見せて、自分の存在意義を確かめるため。自分より弱いと思える相手や、言いたいことが言える相手に対して、「威張りたい」し「強く見せたい」のです。
言い換えれば、じつは自信がないということ。もし、自分に自信があれば、威張る必要も、強く見せる必要はないのですから…。

なぜ、夫が否定的になるのかその理由を考えてみる

そもそもご主人はなぜ、Sさんに対して、反論したり、否定的な言動をとるのでしょうか。
ご主人が自分に自信を持てないのだとしたら、何か原因がありそうです。

結婚前、お付き合いしていた頃から、妻を見下すような態度をとっていましたか。
それとも、夫婦となって、夫が少しずつ変わっていったのでしょうか。

ご主人の生育歴や環境に理由があるかもしれませんし、Sさんとの関係で変わったのかもしれません。
もし、後者だとしたら、なぜ夫が変わってしまったのか、振り返ってみる必要がありそうです。

どんな言葉を発したときに、夫が見下すような言い方をするのか。
どんな態度をとった時に、夫が不機嫌になるのか。
思い当たるフシがあったら、そこに意識を向けて改善策を探ってみましょう。

言葉は「言霊」。言い方、伝え方に気配りする

カウンセリングの現場でも、じつにさまざまなご夫婦がいます。いろいろな人がいて、いろいろな考え方をするものだと痛感しています。

ただ、共通して言えるのは、夫婦の関係性も「因果応報」だということです。原因があり、結果が伴うので、発した言葉はちゃんと自分に返ってきます。
言葉は「言霊」です。刃になったり、癒やしたり、使い方ひとつで、相手に大きな影響を与えます。

売り言葉に買い言葉で、口喧嘩がエスカレートすると、嫌味な言葉や乱暴な言葉の応酬が続き、そうなると、対等な関係を築くのは難しくなりますよね。

夫婦は合わせ鏡のようなところがあるので、Sさんが「意見を聞いてほしい」と訴えるように、ご主人もまた、「もっと自分を認めてほしい」と叫んでいるのかもしれません。

ご主人が、「威張りたい」という欲求があるのなら、逆なでするような言葉使いはタブー。
同じ土俵に立って反論するのではなく、冷静に客観視しましょう。
「聴く」「受け止める」がキーワードです。平等・対等な立場を目指して、まずは相手を認めるところからスタートしてください。
ご主人が「受け止めてくれている」「話を聞いてくれる」「自分のことを認めてもらえた」と感じたとき、必要以上に威張ったり、Sさんを見下すことは少なくなるでしょう。

対応を続けても変化が見られず、過度な言葉の暴力がみられるようなら、問題は深刻です。
原因は別にある可能性も考えられるので、専門家に相談することをお勧めします。

夫婦問題カウンセラー 渡辺里佳



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この記事のライター

夫婦問題カウンセラーとして、結婚・離婚・夫婦に関するコラム記事を発信、電話カウンセリングのボイスマルシェでも活動している。

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