セックスレスは寝室に問題あり⁉【幸せ夫婦コミュニケーション術 #55】

セックスレスは寝室に問題あり⁉【幸せ夫婦コミュニケーション術 #55】

小さな子どもがいたり、仕事の都合で生活のペースが違ったりと、夫婦が同じ部屋で寝れない家庭は多くありますが、夫婦が別々の部屋で寝ることを習慣にしてしまうと、スキンシップ不足からセックスレスにつながることもあります。どんな場合でも、なるべくふたりきりで過ごす時間を持つように心がけることが、夫婦の愛情を失わないコツです。


「夫婦別室」はセックスレスのはじまり?

子どもが小さいうちは、ひとつの布団で子どもを真ん中にして寝る、という夫婦もいるでしょう。「川の字」は家族が揃って眠ることができますし、寝かしつけも楽かもしれませんね。

また、夫が夜勤の仕事をしていたり、いびきがひどいから一緒に眠るのが辛かったり、理由があってあえて寝室を分ける夫婦もいます。夫だけひとりで寝て、妻は子どもと同じ部屋で眠るパターンもありますね。

子どもがひとりで寝られるなら、なるべく夫婦は同じ寝室で寝るのが良いと筆者は思っています。

寝室が別になると、それだけふたりきりで過ごす時間が減ります。会話やスキンシップから遠ざかると関心がなくなるきっかけになり、セックスレスへと繋がることもあります。

ですが、家庭の状況によっては、二世帯住宅で暮らしていたりするとなかなか夫婦同室であってもゆっくり抱き合う時間が持てないこともありますよね。

そこで、シチュエーション別に夫婦のコミュニケーションを増やすコツをお話します。

【シチュエーション 1】家族が全員同じ布団で寝る場合

家族みんなで眠ることは、子どもが小さいうちはより一体感を感じられて良いのですが、いざセックスしたくなったときに困ります。

家族の絆も楽しみたい場合は、あえてもうひとつベッドを置く部屋を用意しましょう。夫か妻の自室があればそこでも良いし、布団なら普段はしまっておけますね。

セックスする場を作るというと身構えてしまいますが、そこは夫婦がふたりでくつろぐところと考えましょう。セックスの有無の前に、ふたりがお互いに意識を向けられる空間を作ること、子どもの目を気にせずスキンシップを楽しめる時間を用意することを心がけます。

【シチュエーション 2】夫も妻も子どももそれぞれ違う部屋で寝る場合

子どもがある程度大きくなると、自室を持ってそこで眠るようになる家庭も多いでしょう。また、夫や妻にそれぞれ自分の部屋があって、「おやすみ」の後はひとりで過ごすパターンもあるかもしれません。

家族であっても、ひとりの時間を持つことは大切です。趣味を楽しんだり勉強をしたりと、心がリフレッシュできる空間があるとストレスも溜めずに済みますよね。

ですが、夜はそれぞれの部屋で過ごしていても、眠るときだけはなるべく夫婦が同じベッドに入る習慣を持ちましょう。

夫か妻かどちらかの部屋にだけベッドを置くのがポイントです。両方に置いてしまうとつい横になったまま朝を迎えてしまうので、眠る場所は一箇所だけにしておけば、必ず顔を合わせて眠ることができます。

また、「0時になったらベッドに入る」などのルールを作っておけば、時間の使い方にメリハリが出るのでおすすめです。

【シチュエーション 3】妻と子どもが同室で夫だけ違う部屋で寝る場合

子どもがまだひとりで眠れないので妻が添い寝している場合や、仕事の関係で生活のペースが違うので夫だけが別室で寝ている場合は、妻が夫の寝室に足を運ぶのが良いでしょう。

子どもが寝静まったのを確認してから、ほんの数時間でも良いので夫の寝室でふたりきりになれると、そこで母の顔から妻の顔に戻る時間を作れます。

一緒に眠れなくても、それはあくまで“子どもが大きくなるまでの間”とふたりで意識することが重要です。いつかはまた夫婦で同じ部屋に眠ることを前提とします。

このとき、ふたりの好きなお酒を楽しんだり映画を観たりと、リラックスできる演出を考えるとより自然にスキンシップを取ることができます。

【シチュエーション 4】二世帯住宅で夫婦が同室の場合

二世帯住宅の場合は、自分たちの子ども以外にも身内のことが気になって、なかなかセックスに集中できないことがあります。

いつも気を使ってセックスしているけど、たまには思う存分楽しみたい。そんなときは、二世帯であることを活かして子どもの世話を家族にお願いし、ふたりでデートに出かけましょう。

美味しい食事を味わったりホテルでゆっくり抱き合ったり、家ではなかなか作れないふたりきりの時間を持てば、良い気分転換になりますね。

帰りはお土産を買って、帰宅後に皆で楽しむような習慣は、家族にとっても幸せなひとときになります。

セックスレスにならない夫婦は、スキンシップを取ることを諦めない姿勢を持っています。環境が整っていなくても、工夫次第で愛情を確認し合える空間を作ることは可能です。子どもがいても、ほかの家族がいても、家庭の中心は夫婦であることは変わりません。まずはふたりで話し合う機会を作り、日常の中でより自然にふたりで過ごす時間を持つことを意識してみてくださいね。

幸せ夫婦コラムニスト ひろた かおり



本サイトに記載する情報には充分に注意を払っておりますが、この記事の情報及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、完全性、正確性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動や、判断・決定は、ご自身の責任において行っていただきますようお願い致します。

この記事のライター

「自分の人生は自分で決める」がモットー。難病の自分を支えてくれた夫との生活が幸せに続くように、と強く心に誓い日々を生きる。

関連する投稿


【#FocusOn】夫がしてくれない? 立ててないのに勃つわけない 夫婦仲相談所所長 三松真由美さんインタビュー!<第二回>

【#FocusOn】夫がしてくれない? 立ててないのに勃つわけない 夫婦仲相談所所長 三松真由美さんインタビュー!<第二回>

【すずね所長のオトナ夫婦の寝室事情】が大好評連載中の夫婦仲相談所所長 三松まゆみ先生。特に先生のセックスレス解消記事は大人気で多くの方に読まれています。しかしいったいなぜ夫婦はセックスレスになってしまうのか…刺激的なインタビューの第二回目です。


『オトナの保健室』著 性に正面から取り組む 朝日新聞「女子組」取材班インタビュー<後半>

『オトナの保健室』著 性に正面から取り組む 朝日新聞「女子組」取材班インタビュー<後半>

大手新聞の夕刊に“セックスレス”や“不倫”の文字が並ぶ…性に対してオープンになりつつある今でも少しの驚きをもって読み進める朝日新聞の「オトナの保健室」企画。記者の皆さんは朝日新聞という大手メディアのなかでどんな想いをもって、この企画に取り組んでいるのか伺いました。その後半です。


朝日新聞 女子組「オトナの保健室」取材班に突撃インタビュー<前半>

朝日新聞 女子組「オトナの保健室」取材班に突撃インタビュー<前半>

朝日新聞夕刊に月に一回掲載になる「オトナの保健室」という企画をご存知でしょうか? 先日、企画をまとめた一冊の本が発売になりました。そこには2015年4月にスタートしたオトナの保健室に寄せられた読者の赤裸々な想いが詰まっていました。日本を代表する大手新聞の夕刊にこんなことを掲載していいんだ…という衝撃が走り、どうしても記者の方々にお話を伺いたくなり、インタビューを申し込みました。その前半です。


【#FocusOn】『〈女子力〉革命』刊行記念 萱野稔人×ジェーン・スー対談「人生100年時代の女子の生き方」イベントレポート

【#FocusOn】『〈女子力〉革命』刊行記念 萱野稔人×ジェーン・スー対談「人生100年時代の女子の生き方」イベントレポート

人生100年時代と言われている今、従来通りの人生モデルが通用しなくなりつつあります。そんな時代をどう生きればいいのか? という問題に津田塾大学・萱野稔人教授と学生たちが真正面から向き合って対策を練ったものをまとめたのが『〈女子力〉革命――人生100年時代を生きぬくために』(東京書籍)です。刊行を記念して萱野稔人教授と作詞家でコラムリスト、ラジオパーソナリティのジェーン・スーさんの対談が行われるということで行ってまいりました。


アラフォーで結婚した人が “見直した条件” とは?【菊乃流 アラフォー本気の婚活術 #33】

アラフォーで結婚した人が “見直した条件” とは?【菊乃流 アラフォー本気の婚活術 #33】

ご結婚されたアラフォーの方々のお話を聞くと「昔の私ならば絶対に選ばない男性と結婚しました。見落とさなくてよかった」なんてことをよく聞くのです。 以前は「ナシ」にしていたけれど、彼のことを知っていくうちにいい人だと思えてきたというのです。かつてならば「ナシ」にしていたのはいったいどんな理由からなのでしょうか?


オススメ情報

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。



業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。



最新の投稿


更年期あるある 胸やけ・胃腸の不調 ケア方法【更年期は人生が輝くチャンス #35】

更年期あるある 胸やけ・胃腸の不調 ケア方法【更年期は人生が輝くチャンス #35】

若いときはもりもり食べてもへっちゃらだったのに、この頃は食欲があまりなくなってきた。そんなことはありませんか? 更年期に、食欲が減ってしまったり、胸やけや胃腸の不調で悩む方も少なくありません。今回は、更年期によくある食欲不振や、胃腸の不調のケア方法についてお伝えします!


【#FocusOn】夫がしてくれない? 立ててないのに勃つわけない 夫婦仲相談所所長 三松真由美さんインタビュー!<第二回>

【#FocusOn】夫がしてくれない? 立ててないのに勃つわけない 夫婦仲相談所所長 三松真由美さんインタビュー!<第二回>

【すずね所長のオトナ夫婦の寝室事情】が大好評連載中の夫婦仲相談所所長 三松まゆみ先生。特に先生のセックスレス解消記事は大人気で多くの方に読まれています。しかしいったいなぜ夫婦はセックスレスになってしまうのか…刺激的なインタビューの第二回目です。


まるで他人事 妊活に協力しない夫…【夫婦問題お悩み相談室 #29】

まるで他人事 妊活に協力しない夫…【夫婦問題お悩み相談室 #29】

夫婦問題カウンセリングのご相談の中で、多くを占めているのが「妊活」に関する悩みです。金銭面、体力面、精神面で負担が大きく、一人で抱えるにはとても重たい妊活問題。今回は、そんなケースに直面している妻からの相談です。


35歳過ぎて婚活するなら「一生独身」の覚悟を持て【菊乃流 アラフォー本気の婚活術 #34】

35歳過ぎて婚活するなら「一生独身」の覚悟を持て【菊乃流 アラフォー本気の婚活術 #34】

30~34歳の独身女性を10人集めたら、5年後までにそのうち3人が結婚しているという統計があります。では、35~39歳の独身女性を10人集めたら、5年後にそのうち結婚しているのはどれぐらいいると思いますか? 正解は1人です! アラサー気分で婚活しているなら要注意。アラフォー婚活の心構えをお伝えします。


宮本真知のタロット占い【12月10日(月)~12月16日(日)の運気】

宮本真知のタロット占い【12月10日(月)~12月16日(日)の運気】

あなたの心に寄り添いながらそっと背中を押してくれると評判のタロット占い師、宮本真知がお届けする週間タロット占い。直観を信じて…今週のあなたの運気は?








人気記事ランキング


>>総合人気ランキング