子どもに興味がない夫…どうしたら関心を持ってくれる?【幸せ夫婦コミュニケーション術 #54】

子どもに興味がない夫…どうしたら関心を持ってくれる?【幸せ夫婦コミュニケーション術 #54】

自分の血を分けた子どもが目の前にいるのに、まったく関心を示さない夫。ゲームをしたりテレビを観たり、スマホをいじったり…どうして我が子を構ってあげないの? 子どもそのものに興味がない夫は、「どう関わって良いかがわからない」ことが根本にあるのかもしれません。妻から積極的に夫が子どもと触れ合う機会を作ってみましょう。


我が子が可愛くない親はいない

「うちの人、ぜんぜん子どもと遊んでくれないのよ」「泣いていても放置とか普通」など、「子どもに関心を示さない」夫に悩む妻は多いですね。「可愛くないのかしら?」と心配になりますが、実際に夫側に話を聞いてみると「可愛くないわけがない」という答えが返ってきます。

どんどん大きくなる妻のお腹を目にしていたころから、産まれてくる我が子には期待や不安を感じます。いざ目の前にして、やっと親になったことを実感するという男性も大勢います。最初から関心がない、という夫はいないのではないでしょうか。

それでは、どうして手を差し伸べないのでしょうか。我が子が可愛いと思えば育児も積極的に参加しようと思いますよね。

そこには、「どう関わって良いかがわからない」という夫側の戸惑いがあります。

「どうして泣いているのか」がわからない

「息子がまだ赤ちゃんだったころ、泣き出したからあやしてあげようと思って抱っこしたんだけど、ぜんぜん泣き止んでくれなくて。どうして泣いているかわからなくて本当に困った」

筆者の男友達の言葉です。赤ちゃんが泣いていれば、私たち女性は「お腹が空いているのかも」「オムツを替えようか」など、すぐ対処を考えます。ですが、その可能性が頭に浮かんでも、「それが正解かどうかわからない」ことが男性の行動を鈍らせます。

問題には明確な答えを求めたがる男性は、「とりあえずやってみる」ことが苦手な人も多く、赤ちゃんが泣く理由がわからないと手を出すことに不安を覚えます。きちんとした意思の疎通がはかれない赤ちゃんや幼児とのコミュニケーションは、母親であっても大変ですよね。

わからないことはストレスになり、自分の想像通りのやり取りができない瞬間を重ねることで、男性は子どもに関わることそのものから退いてしまう場合があるのですね。

妻がすぐに手を出すことで責任を放棄してしまう

また、泣いている我が子を抱っこしていると、妻が飛んできて取り上げる、というシーンもあります。妻が相手になると我が子も泣き止み、笑顔に戻る。そんな姿を目にすることで、「自分じゃダメなのか」と自信をなくしてしまう男性もいます。

「もう、ダメなんだから!」と妻に怒られてしまうと、男性はそれ以降、子どもに関わることが怖くなります。「妻のほうがちゃんとやれる」「妻に任せるほうが子どものため」と考える夫は多く、それが責任の放棄につながって、ますます子どもに関わらなくなる。こんな夫には、「自分が子どもに接しても良い結果にならない」という思い込みを払拭してあげないといけません。

子どもが遊んで欲しいと言っても、手にしたスマホから顔を上げることもせずに「後でね」「ママのところに行って」などと言う夫は、とにかく子どもと過ごすことは楽しいという実感をもたせましょう。

ひたすら触れ合う時間を増やす

例えば、休日は家族で公園に出かける時間を作ったり、買い物は家族全員で出かけたり。子どもと必ず一緒に過ごす時間を増やしていくことで、夫と子どもが触れ合う機会を作りましょう。

「ちょっとトイレに行ってくる」と言って、夫と子どもをふたりきりにしてみる。そのとき、「これ、この子の好きなおもちゃだから」「泣き出したらバッグに入っているお茶をあげてみて」など、さり気なくアドバイスを残します。対処の方法をわかっていれば、夫も不安にならずに済みますよね。

家で過ごすときも、「パパも積み木が上手なんだよ」と言って遊びに巻き込みましょう。ポイントは、「パパは上手」と子どもの前で夫を褒めること。期待のこもった眼差しを向けられて、嫌な気持ちになる父親はいません。期待されることは、男性のやる気を誘います。

はっきりと言葉で理解しあえるコミュニケーションが取れなくても、顔を合わせて過ごす時間が増えれば、子どもの様子から何を伝えたいかがわかるようになります。眠そうに目をこすっているからそろそろ昼寝がしたいんだな、もじもじしているからトイレに行きたいのかな? など、子どもの気持ちを先回りして感じることができるようになると、それが夫の自信につながります。

自分なりに気持ち良く感じる子どもとの関わり方を見つけることで、夫の無関心は消えていきます。それには、妻が自分の存在を認めて、受け入れてくれる姿が欠かせません。「ふたりでお留守番できたね、ありがとう」と夫のしたことに感謝する姿勢も忘れずにいましょう。そうすると、夫も妻のがんばりに対して同じように思うようになります。

はっきりと気持ちを口にすることが苦手な夫のために、毎日「パパもママも、あなたが大好きよ」と夫の前で子どもに伝えてあげましょう。「そうなんだよ」と笑顔で夫が返せるようになったら、大成功ですね。

幸せ夫婦コラムニスト ひろた かおり



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この記事のライター

「自分の人生は自分で決める」がモットー。難病の自分を支えてくれた夫との生活が幸せに続くように、と強く心に誓い日々を生きる。

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