【35歳からのリアル 私たちのホンネ…#3/後半】4年間の間に4人の身内を亡くし二度目の離婚へ

【35歳からのリアル 私たちのホンネ…#3/後半】4年間の間に4人の身内を亡くし二度目の離婚へ

アラフォー女性たちのリアル聞くオリジナル企画。なにものでもない、ひとりの女性が今なにを思い、仕事をし生きているのか。アラフォーともなればみんなそれぞれ傷を負いながら生きています。傍から見たらキラキラ幸せそうに見えますが、決してそれだけではありません。そんなそれぞれの人生を赤裸々に語っていただくシリーズ企画です。


後半は…どんどんいなくなる身内たち…3人の子どもを抱え幸(匿名)さんは懸命に前を向き生きています

前半からの続き・・・「私たちのホンネ」シリーズ3回目後半は壮絶な母との関係、立て続けに身内を失うなかで懸命に生きている3児のシングルマザー幸(匿名)さんのインタビューです。

立て続けに母と叔母がガンでこの世を去った

息子ふたりと実家に帰り、祖母と暮らし始めしばらく経った頃、母親の具合がいよいよ悪くなり、年末に入院しました。シングルマザーで子どもを二人育てながら、仕事もし、祖母の面倒も見ていた時に、今度は母が入院…。母は毎日お見舞いに行かないと夜中でも電話をかけてきていました。

さすがに体力的にも精神的にもしんどくて、祖母を老人ホームに預けられないかと区に相談しました。ですが、どこもいっぱいで断られて…どうしようと思っていた時に、あるホームの方が我が家の事情を知って、そんな大変な状況だったら預かってあげると、満員だったところに入れてくれたんです。本当によくしていただきました。

母の入院中に父が何度かお見舞いに来てくれました。母はとっても喜んでいましたね。それだけはよかったなあと思いました。ガンはどんどん進行し、母はどんどんやせ細っていき、精神状態は赤ちゃんのようになってしまって、最後は訳が分からない状態になって翌年の3月に亡くなりました。ものすごく苦しんでいたので、正直亡くなった時はホッとしました。祖母は老人ホームに入っていましたが、あまり体調もよくなかったので、心配をかけたくないと母が亡くなったことは伝えませんでした。

母が亡くなった次の年の同じ3月…今度は大好きだった叔母さんが亡くなりました…叔母さんもガンでした。叔母さんの具合が悪くなると、叔母さんの友人という人が現れてガンに効くからと水やらなにやら勧める様になってきました。叔母さんは交友関係がとても広くてたくさんの友人がいて私も仲良くしていたのですが、その人には一度も会ったことがありませんでした。

なぜだか叔母さんはその人のことをものすごく信頼して、預金通帳も預けていたほどです。無くなった後、取り返しにいきましたが…お金は残っていましたが、すごく稼いでいた叔母だったので正直その残高が正しいものかどうかはもうわかりません。入院中なんとか元気で持ち直していた叔母でしたが、その人にすすめられて抗がん剤治療を始め一気に体調が悪くなりあっという間に亡くなりました。本当に…悔しいです。

大好きだった祖母と父も…

叔母が亡くなった翌年の10月今度は祖母が脳梗塞で亡くなりました。祖母には母と叔母が亡くなったことを知らずに天国に行きました。きっと天国でビックリしたんじゃないかな(笑)

その次の年、妹と「今年はもう誰も死なないね。よかったね」と話していたら…12月に父がくも膜下出血で急に亡くなったんです…。父は再婚して幸せな結婚生活を送っていました。本当に急なことでした。父の死が、一番ショックだったかもしれません。

母も叔母も祖母も私が喪主を努めなければならない、でもなにも分からない、心はしんどい…そんな時にいつも支えてくれたのは父でした。全部手配してくれて、喪主のやり方も教えてくれました。そんな父が亡くなったんです…。次々と大切な人たちが亡くなっていった4年間はもうただ生きているのに精一杯でした。正直もうよく覚えていません。子どもたちには本当に寂しい思いをさせたと思います…。

妹が酷い躁鬱になり音信不通に

母、叔母、祖母が亡くなり、それぞれ裕福だったのでたくさんの遺産が入ってきました。おまけに実家は東京の高級住宅街にあり、維持もできないし売ることにしたので、さらに多額のお金が入ってきました。…すると…妹と長年付き合っていたのに結婚してくれなかった彼が急に「結婚する」と言って、籍を入れてしまいました。身内が次々と亡くなる4年間の間に妹は心を壊してしまって通院していました。そんな時にです…。

遺産が入ってきて分配をどうするかということの話し合いには妹ではなく妹の夫が出てきました。妹は精神状態がおかしくて、もう夫の言うことしか聞かないような状態になっていたんです。私とは一切連絡が取れなくなりました。妹のことが心配で私は普通より多く相続分をふたりに渡しました。

…けど、最後に妹を見かけたのには地元の駅で…おとなしかった妹が髪を金髪に染めて、ボディコンのような恰好をしていました。妹だと始めは分からなくて、でも妹かもしれないと走ってもう一度確認したんです。妹だとわかっても、あまりの衝撃で声をかけることはできませんでした。妹の夫に連絡をしたら、「いま躁の状態なんで」と言われたきり…。その後はもうどうしているのかわかりません。連絡もとっていません。

二人目の夫と再婚…出産…息子たちへの虐待

祖母が亡くなる前あたりから、ある男性とお付き合いを始めました。その人は妹の夫の知り合いだったのですが、私のことを気に入ってずーっと「付き合って欲しい」って言っていました。でも私は全然タイプじゃなかったので断っていたんです。ですが、息子たちが彼を気に入って「お父さんにしてほしい」って言ったんです。

当時、祖母の世話などで忙しかった私に代わって、彼はよく息子たちを遊びに連れて行ってくれました。ものすごく可愛がってくれたんです。それで…子どもたちは殆ど父親の記憶はなかったし、父親に憧れていたのかもしれませんね…。希望を叶えてあげたいと結婚しました。

ですが…結婚したら一変。私たちに暴言を吐いたり、無視したり怒鳴ったりするようになっていったんです。しかも私たちの親子関係が異常だって全否定…。そうこうしているうちに娘を妊娠出産しました。…すると…長男に対しての態度がますます酷くエスカレートしていき最終的に完全に無視するようになりました。

何度も話をしようとしましたが、都合が悪くなると家を出ていく…そんな日々を繰り返していたある日、長男のことを「気持ち悪い」って言ったんです。一気に気持ちが冷めていきました。それまでは、子どもたちのためにも結婚生活を続けようと努力をしてきました。でももう無理。その頃には息子たちは「離婚しな、もうあいついらない」って言っていました。それで決心して、離婚の意志を伝えて別居することにしました。

別居後、「やっぱり離婚したくない」と言われたので、長男のことを受け入れられるのか聞いたところ、「無理だ」と…それじゃあもう離婚しかない…私が頭金を出して家を購入していたのですが、それも売ることにして、今、協議を進めているところです。

これからは自分のために生きる

ここ何年も理由もなく涙があふれてきて止まらないんです。しかも子どもたちの前で…。そんな私を見て、子どもたちは「ママ、泣いていいんだよ。泣きたいときには泣けばいいんだよ」って頭を撫でてくれます。それから「ママ彼氏つくりなよ」とも(笑)

私は今までずーっと自分自身のためではなく、他人のために生きてきました。自分のことなんか二の次で人のお世話をしたり顔色を窺ったりそんな風にして生きてきたんです。だからこれからは自分のために生きようって決めました。もちろん、子どもたちがまだ小さいので、100%自由で自分のことだけ、なんていう風にはできません。ですが、これからはまず自分が幸せになることを考えて生きていきたいと思います。それを子どもたちも望んでいる、ということを日々私に伝えてくれます。本当に嬉しいです。私が幸せで、子どもたちがそれぞれ幸せ…そんな状態が最高の理想です。

今はカフェでアルバイトをして生活費を稼いでいます。若い人たちばかりで40歳の私は一番年上です(笑)ですが、みんな本当に良くしてくれて。子どもたちとそのお店でご飯を食べたりもしています。嫌な存在だった夫とも離れて、子どもたちと4人の穏やかな日々です。

「これから私は幸せになる!」「子どもたちもそれぞれ幸せになる!」そう信じて3人の宝物の子どもたちと楽しく毎日を送っていきたいと思っています。



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この記事のライター

ビール大好き2児の母。食べること飲むこと観ること喋ること大好きです。カミカオツヤハリが超気になる今日この頃です。

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