もしかして私、モラハラ被害者かも…そう思った時にすべきこと【離婚を考えた時知っておくべき知識 #3】

もしかして私、モラハラ被害者かも…そう思った時にすべきこと【離婚を考えた時知っておくべき知識 #3】

三船美佳と高橋ジョージの離婚劇で、社会的認知が一気に高まった”モラハラ”。その後も、芸能人の離婚報道と併せてモラハラの実態がテレビやネットで紹介され、「うちの状況によく当てはまる!」と、初めてモラハラ被害に気づく妻が多くいらっしゃいます。では、「私はモラハラ被害者かも?」と思った時、一体どうしたらいいのでしょうか?


モラハラ被害に気づくのに、結婚から約10年経過という実態

自分が”モラハラを受けている”ということにいつ気が付くか?

新婚生活中や、結婚数年以内に「モラハラだ!」と気づく方もいらっしゃいますが、結婚後10年前後経って、やっと、「ひょっとして、モラハラじゃない?」と気づく方が圧倒的に多いです。

浮気や暴力と違って、これといった大きな出来事がないために、「結婚生活が幸せでない」本当の理由を見極めることが難しいのです。

<モラハラ結婚が長期化する妻のタイプ>
・私に原因があると思っている
・温厚で我慢強い生活
・人間性善説を信じている。問題が解消すれば、分かち合えるはずと思っている
・私さえ我慢すれば、円満にいくと考える
・離婚はすべきでないという思い込みがある
・どちらかというと自信が無い

いかがでしょうか? 当てはまる妻は多いのではないでしょうか?

割と主張する、しっかりしたタイプの妻であっても、モラハラ結婚生活を送る中で諦めと同時に徐々に夫に抵抗しなくなっていきます。

心の中では、非常に大きな違和感を感じつつも、表面上は夫に従うことで、結婚生活を成立させていくのです。

例えば、夫の稼ぎが1000万、子供が3人、結婚生活13年とします。

端から見れば、何も問題の無いように見える結婚生活。浮気もDVもありません。親族などの身近にモラハラ離婚した人もいません。そういう場合には、やはり、「自分はモラハラ被害にあっている!」と気づくことは遅れ、また、気づいたところでどうすればいいのか、なかなか判断するのが難しいのです。

モラハラに修復の道はあるのか?

モラハラが収まって良好な関係が築けるようになるかはモラハラの程度によります。

もはや、親や友人の「結婚なんてそんなものよ」というアドバイスでは、どうにもならない気持ちになっているならば、早めに専門家に相談し、多くの事例の中で、「うちの場合はどうなのか?」という情報を得ると良いでしょう。

修復の判断についても、方向性を得られるはずです。

例えば、あなたが結婚から12年経っていたとしましょう。
結婚当初からモラハラ被害を受け、長期に及び苦しい悩みを抱え続けてきています。
今から、修復をトライする価値があるのか?
私としては、慎重に判断すべきと考えております。

その理由は以下の通りです。

・長期の苦しい結婚生活の中で、もはやあなたは夫への愛を失ってしまっていることがほとんど
・夫に全く自らを省みる姿勢がない
・夫の父親も夫に似ている

多くの場合、上記に当てはまりますが、あなただけが、カウンセリングに通って本当に夫と仲良くなれるのでしょうか? ご自身でよく考える必要があります。

そもそも、モラハラ夫はカウンセリングに通いません。行ったとしても、カウンセリングでカウンセラーを論破することに努め、「ほら、俺が正しいだろう?」という流れにもっていこうとします。

”修復”が、同じ家に住み続けることを意味するのか、愛し合うことを意味するのか?

この点についても、最初に明らかにしておく必要があります。

関係はふたりで築くものです。

仲良くなることを目指すカウンセリングの場合、全く自らを省みる姿勢の無い夫に対し、あなただけの自己改善によってモラハラ夫を直せるのかどうか、自らで判断する姿勢はもっておいていただきたいと思います。

そうでないと、また今後長期にわたり、いつ叶うか分からない希望を追って、「自己改善」「私さえ妻力をアップすれば事態は改善するはず」という苦しい思いをする可能性があるんです。

夫が少しは反省して、変わろうとしている姿勢が持続的にみられるという場合は、修復を前向きに検討しても良いでしょう。

次回は、修復など検討する必要もないほど、妻が「離婚」の決意を固めた場合の進め方についてお話ししたいと思います。

行政書士 離婚カウンセラー 阿部貴子



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この記事のライター

一橋大経済学部卒、大手保険会社勤務後、専業主婦経験ありのアラフォー2女児の母の行政書士 離婚カウンセラー。

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