気づかないふりしてませんか?更年期を上手に受け入れる方法

気づかないふりしてませんか?更年期を上手に受け入れる方法

ゆらぎ期による不調は生涯においては一時的なこと。女性ホルモンが急激に減少することにより起こり、40~50代の内の2~3年がピークといわれています。いずれ治まる症状だからと、気づかないふりをしたり、我慢をして悪化させてしまう場合も多いのがほとんど。ゆらぎ期のサインが出たら、上手に受け入れて対処法を考えていくことが大切です


ゆらぎ期の不調を「気づかないふり」していると症状も悪化する

ゆらぎ期になり女性ホルモンが減少すると自律神経が乱れ感情のコントロールもきかなくなります。穏やかなはずの人も、イライラして周囲の人を怒ってしまったり攻撃的になったり、そうかと思えば急に憂うつな気分になり落ち込んでしまったり…。

自分で「おかしい」と自覚していても、おさえられない感情の起伏をどうにかすることはできません。そうして放っておいたり、あきらかに「おかしい」と思っても気づかないふりをして不調を悪化させるのです。

自分がゆらぎ期だと認めたくないあまり「気づかないふり」をする人が大半といわれています。自分はまだそんな年齢じゃないとゆらぎ期を受け入れられない期間はとくに辛く、症状も重いものとなります。しかし、ゆらぎ期を受け入れることができるとぐんと楽になり、不調の症状も緩和されます。

自律神経の乱れがひどくなる前に、「気づかないふり」をしている人は、自分の中で起こっているゆらぎ期の諸症状や更年期障害を認めて対処しながら楽な気持ちになりましょう。

ゆらぎ期にかかりやすい更年期性のうつ病には早めの対処を

女性は男性の2倍ほどの割合で「うつ病」になる確率が高いといわれています。

とくに多くみられるのが閉経前後のゆらぎ期世代。うつうつとした気持ちが続いたり、突然悲しくなったり、落ち込んだり、気分が沈んだりを繰り返しますが、「ゆらぎ期による自律神経の乱れだから仕方ない」と思いこみ、実は「うつ病」だったというケースも多くあります。

自律神経の乱れと「うつ病」は似ているようでも、まったく異なる精神の疾病。とくに過去に「うつ病」や「抑うつ病」の症状があった人は、更年期性のうつ病に移行しやすいので注意が必要です。

気分の落ち込みや不眠が2週間以上続いているようならまずは婦人科か心療内科の受診を。抗うつ剤での治療もありますが、ホルモン療法や漢方でよくすることもできるので自分に合った治療法を見つけましょう。

昼間は活動して夜はぐっすり寝る。体内リズムを整えて「うつ」を撃退

その他に、ゆらぎ期に発症する「うつ病」の特徴としては、やる気がなくなる、性欲の減退、不安や気分の落ち込み、不眠などの症状もあります。

自律神経の乱れからくる更年期障害と症状がよく似ているため間違えやすいのですが、時間の経過とともに治まるゆらぎ期とは異なり、「うつ病」はゆらぎ期を過ぎても治りません。セルフケアで直すこともほぼ無理。家族や近親者の理解と、心療内科や婦人科できちんと治療を受けなければ治ることはなく、放っておくと悪化していきます。

更年期性のうつになりやすい人は、まじめで完璧主義、責任感が強い人。また、少しのことで悲観的になる人もうつに陥りやすいタイプです。仕事で責任のある役職に就いていたり、夫婦間、家族観で問題を抱えている、老後に希望が持てないなども更年期性のうつの原因です。

うつ症状には神経伝達物質のセトロニンを増加させることも大切。息を深く吸って吐くだけでも効果があります。ヨガの呼吸法を取り入れたり、太陽光をたっぷり浴びて体内のセトロニンを増やしていきましょう。

明るい時間に行動し、暗くなったら眠るという、当たり前の体内時計のバランスを整えることで、昼間は活動的になり、夜の不眠を防ぎます。きちんと睡眠がとれていれば、「うつ病」が悪化することも少ないでしょう。

ゆらぎ期はステージに移るための大切な期間

ゆらぎ期も更年期障害も、更年期性のうつも、辛い症状に悩まされている場合はすぐに病院を受診することが何よりも大切です。ゆらぎ期は女性のからだが次のステージに移るための大切な期間。受け入れてしっかりとケアしながらうまく付き合っていきましょう。



本サイトに記載する情報には充分に注意を払っておりますが、この記事の情報及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、完全性、正確性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動や、判断・決定は、ご自身の責任において行っていただきますようお願い致します。

この記事のライター

YA

大人の女性向けの美容情報をどんどん発信します!みんなでキレイになりましょう♡

関連する投稿


更年期あるある「動悸・息切れ」の予防や改善、対策方法 【更年期は人生が輝くチャンス #44】

更年期あるある「動悸・息切れ」の予防や改善、対策方法 【更年期は人生が輝くチャンス #44】

その動悸・息切れ更年期かもしれません!最近、階段を上るだけでも息切れがする…そんな症状にお悩みなら更年期を疑うべき?更年期の専門家ちぇぶら代表の永田京子さんに動悸・息切れが更年期にどう関係があるのか、どうしたら改善するのか対処法も教えていただきました。


更年期は口臭&ドライマウスにも要注意!【更年期は人生が輝くチャンス #43】

更年期は口臭&ドライマウスにも要注意!【更年期は人生が輝くチャンス #43】

ドライマウスや口臭は更年期症状のひとつ。正しい対処をすれば改善します。更年期の専門家NPO法人ちぇぶらの永田京子さんに、ドライマウス&口臭の改善ストレッチ法を画像入りで分かりやすく教えてもらいます。何も使わず今すぐできるのでレッツトライ!


更年期による関節痛の予防・改善方法【更年期は人生が輝くチャンス #42】

更年期による関節痛の予防・改善方法【更年期は人生が輝くチャンス #42】

更年期症状で関節痛なることもあるってご存知ですか? 「手や手首がこわばる」「ひざが痛い」など、更年期には関節がこわばったり痛みに悩まされる方も多いのです。今回は、更年期によくある「関節痛」や間違いやすい病気、今すぐできる予防・改善などの対策ケア方法をお伝えします。


更年期あるある 皮膚の乾燥&かゆみの予防改善方法【更年期は人生が輝くチャンス #41】

更年期あるある 皮膚の乾燥&かゆみの予防改善方法【更年期は人生が輝くチャンス #41】

更年期になると肌代謝の衰えから、皮膚の乾燥やかゆみに悩む方が増えてきます。「この頃、お肌の調子が変わってきた」そんな風に感じているアラフォー女性は多いのではないでしょうか。肌のバリア機能を高めるポイントは睡眠です。今回は、肌トラブルの原因と、入眠しやすくなり熟睡できる方法を紹介します。


膀胱炎の予防法を知ってもう繰り返さない【更年期は人生が輝くチャンス #40】

膀胱炎の予防法を知ってもう繰り返さない【更年期は人生が輝くチャンス #40】

【膀胱炎の予防法は? 再発して繰り返さないためには?】アラフォー世代から増え始める悩み、それは「膀胱炎」。ほとんどの女性が一生のうちに一度や二度は経験するといわれています。排尿トラブルは、肉体的にも精神的にもダメージを受けます。そこで今回は、膀胱炎にならないために、また膀胱炎を繰り返さないための対策ケア方法をご紹介します。


オススメ情報

業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。



業界最多の非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介、あなたの転職を成功に導きます。



最新の投稿


アラフォーの独身が結婚できない理由は“反省しない”【菊乃流 アラフォー本気の婚活術 #42】

アラフォーの独身が結婚できない理由は“反省しない”【菊乃流 アラフォー本気の婚活術 #42】

アラフォー婚活最前線!それが原因であなたの婚活は上手くいかない!アラフォー女性が陥りがちな婚活の罠についてスパルタ婚活コンサルタント菊乃さんに教えていただきます。「なぜか婚活が上手くいかない…」そう悩んでいるアラフォー女性の皆さま、必読です。


宮本真知のタロット占い【4月22日(月)~4月28日(日)の運気】

宮本真知のタロット占い【4月22日(月)~4月28日(日)の運気】

あなたの心に寄り添いながらそっと背中を押してくれると評判のタロット占い師、宮本真知がお届けする週間タロット占い。直観を信じて…今週のあなたの運気は?


部屋干し用洗剤って何が違うの?【かずのすけ・最強の家事(3)】

部屋干し用洗剤って何が違うの?【かずのすけ・最強の家事(3)】

『しない美容』(ワニブックス)が話題になった美容化学者のかずのすけさんですが、大学院では「洗剤」や「洗浄化学」について専門に研究されていたそう。そんなかずのすけさんがあらゆる洗剤にまつわるお悩みに答えた一冊が『秒で分かる!最強の家事』。これさえ読めば、賢く家事ができること間違いなし。今回はその一部をご紹介します。


作家・桂望実さんインタビュー とにかく忙しい40代、ジタバタしているけど余裕がある50代 <後半>【#FocusOn】

作家・桂望実さんインタビュー とにかく忙しい40代、ジタバタしているけど余裕がある50代 <後半>【#FocusOn】

新刊『オーディションから逃げられない』が発売中の桂望実さん。ドラマ・映画化された『県庁の星』や『嫌な女』の原作者でありベストセラー作家です。そんな桂さんが新たに書いた小説の主人公は40代の女性。夫と娘を持ちパン屋を経営するがむしゃらにひたむきに生きる主人公に自分を重ねるアラフォー女性は多いでしょう。桂さんに小説についてお話を伺たった後半です。


夫婦関係の潤滑油がセックスという幸福【すずね所長のオトナ夫婦の寝室事情#32】

夫婦関係の潤滑油がセックスという幸福【すずね所長のオトナ夫婦の寝室事情#32】

夫婦の究極のコミュニケーションは“セックス”。一体それはなぜなのか?なぜセックスをしていると夫婦関係が良好になるのか。セックスレスではなくセックスがある方がいい理由とは?これまで数万組の夫婦の悩みに答えてきた、夫婦仲相談所所長の三松真由美さんが解説してくれます。








人気記事ランキング


>>総合人気ランキング